手元にあるオヤヂ週刊誌の、山口母子殺人事件とZARD坂井泉水に関する記事を読んで、暗澹となってしまいました...
まず、山口母子殺人事件。弁護団の主張に、唖然。被告に殺意はなく、本村さん宅に押し入ったのは、水道工事屋さんになりすましたママゴト遊び。強姦の意志もなく、抱きついて甘えを受け入れてほしかっただけ。犯行は、母恋しさの母体回帰、退行現象だった。死後の強姦は、死者に生を注ぎ込んで復活させる儀式。赤ちゃん殺害は、首に紐を蝶々結びしてたら死なせてしまった...こんなこと本気で言ってるとしたら、被告人以上に狂ってる。こんな荒唐無稽で異常なファンタジー話、誰が信じるの!?あまりにも、被害者や遺族をバカにしてる。ひどい!
次に、坂井泉水。手ブラ・美尻・開脚24歳の鮮烈ヌード!とか、作詞は他人任せだっただの、わがままな女帝だっただの、過去を面白おかしくホジクリ返したり、口さがなく実態を憶測したり。可哀想...
どちらも、死者にムチを打つような卑劣さ残酷さ。死んだ後も、安らぎどころか、汚辱にまみれなければならないなんて。ますます心をズタズタに傷つけられる遺族と、もし同じ立場だったらと思うと、胸が沈みます。
「あるスキャンダルの覚え書き」
噂にたがわぬ強烈ゲロゲロぶったまげ映画でした。
ベテラン教師バーバラは、厳格で皮肉な性格ゆえ誰からも親しまれず、愛猫の世話と日記を書くことで、孤独を紛らわせていた。そんな中、美しい新任教師シーバに、バーバラは強く心惹かれる。シーバと15歳の生徒との肉体関係を知ったバーバラは...
とにかく、バーバラの狂いっぷりが怖くて笑えます。
シーバに注ぐ、イヤらしい目つきからして、もうドン引き!ほとんど、ギャルを見てウハウハしてるエロおやぢと同じ。いや、おやぢの場合は、スケベという明るい蔑視で済むけど、独身の老女が若い女を好色な目で見るのは、何だか荒廃した陰惨な感じがして、ゾっとします。
バーバラのシーバへの、不健全で倒錯した妄想を嬉々として膨らませ、悦に入る様子の不気味さときたら!同時に、シーバの頼りない本性も見抜き、軽蔑する鋭い洞察力も怖い。狂ってるけど、冷酷なまでに理性的。じわじわと、ねちねちと、親切ごかしに、けどウムを言わせぬ強引さ、狡猾な押し付けがましさで、シーバを支配し操ろうとするバーバラの狂態は、孤独ってここまで女を歪ませてしまうのかと、心の底から戦慄せしめます。
まさに最悪で最凶、最狂ババアを演じたジュディ・デンチ、ほんとスゴすぎ!よくもまあ、こんな恐ろしいイヤな役を、と敬服せずにはいられません。意地悪で陰険で邪悪なレズ婆なんて、誰もやりたがらないような役を、ここまで堂々と。ほんとは可哀想な女なのと、完全に嫌われたくはないという、中途半端な同情を引く逃げ道的なところなど全然なく、さあ私を嫌え!とばかりに、徹頭徹尾ヤな女、醜悪で救いのない女として演じてるところが、素晴らしすぎます。
今年のオスカーで、ヘレン・ミレンと主演女優賞を競ったデンチ女史。ミレンおばさまの哀愁あるカッコ良さには、ひたすら惚れ惚れしましたが、デンチ女史の鬼気迫るおぞましさのほうが、強烈という意味においては、勝っているかもしれません。デンチ女史の入浴シーン(下半身が火照る...なんてモノローグ付き)とか、あわわわ、テレビから出てくる貞子なんかより、はるかに怖い~!
蛭のようなレズ婆に吸い付かれてしまう美しい人妻教師シーバも、なかなか興味深いキャラです。
美人で明るいけど、現状に満足できず、欲求不満。その捌け口が、15歳の男子生徒とのセックスだなんて!おいおいっ!バーバラに付け入るスキを平気で与える無防備さとか、ノーテンキで軽佻浮薄すぎ。生徒とも、日本や韓国のテレビドラマみたいな、甘く切ない禁断ロマンスって感じは全然なく、単にヤリたかっただけ!刺激が欲しかっただけ!みたいな。バーバラとは違う種類の、シーバの持つ女のイヤらしさもまた、怖くて面白い。
かなり愚かな女シーバを、ケイト・ブランシェットが好演。今まで観た映画の中で、今回の彼女が一番きれいだったような。攻めのデンチ女史に対して、ブランシェットの細やかな受け演技も、お見事。バーバラに卑屈に感謝しつつも内心は、この婆さんウザ&キモ...とか思ってるんだけど、ぐっと抑えているって時の表情とか、巧い!あんな子供とエッチシーンなんて、ヤバすぎ。彼女もデンチ女史同様、観客の共感なんて全く求めていない、女の浅ましさ全開演技が、あっぱれで潔い。
それにしても。男同士の愛は、美しく哀切な映画が多いのに、女のそれは、「卍」とか「ルームメイト」とか、歪みまくりの異常なプッツン映画ばかり?
こんな強烈な毒ガスを放つ濃ゆ~い女優たちを味わってしまうと、もうキレイで可愛いだけの、薄くて軽くて無味無臭な日本や韓国の女優になど、食指が動かなくなってしまいます。
あと、そうそう。シーバとデキちゃう15歳の生徒役の男の子が、ちょっとジョナサン・リース・マイアーズ似?でも、やっぱ子供だよ~!彼とエッチはマズいよ~!完全に犯罪です。
まず、山口母子殺人事件。弁護団の主張に、唖然。被告に殺意はなく、本村さん宅に押し入ったのは、水道工事屋さんになりすましたママゴト遊び。強姦の意志もなく、抱きついて甘えを受け入れてほしかっただけ。犯行は、母恋しさの母体回帰、退行現象だった。死後の強姦は、死者に生を注ぎ込んで復活させる儀式。赤ちゃん殺害は、首に紐を蝶々結びしてたら死なせてしまった...こんなこと本気で言ってるとしたら、被告人以上に狂ってる。こんな荒唐無稽で異常なファンタジー話、誰が信じるの!?あまりにも、被害者や遺族をバカにしてる。ひどい!
次に、坂井泉水。手ブラ・美尻・開脚24歳の鮮烈ヌード!とか、作詞は他人任せだっただの、わがままな女帝だっただの、過去を面白おかしくホジクリ返したり、口さがなく実態を憶測したり。可哀想...
どちらも、死者にムチを打つような卑劣さ残酷さ。死んだ後も、安らぎどころか、汚辱にまみれなければならないなんて。ますます心をズタズタに傷つけられる遺族と、もし同じ立場だったらと思うと、胸が沈みます。
「あるスキャンダルの覚え書き」
噂にたがわぬ強烈ゲロゲロぶったまげ映画でした。
ベテラン教師バーバラは、厳格で皮肉な性格ゆえ誰からも親しまれず、愛猫の世話と日記を書くことで、孤独を紛らわせていた。そんな中、美しい新任教師シーバに、バーバラは強く心惹かれる。シーバと15歳の生徒との肉体関係を知ったバーバラは...
とにかく、バーバラの狂いっぷりが怖くて笑えます。
シーバに注ぐ、イヤらしい目つきからして、もうドン引き!ほとんど、ギャルを見てウハウハしてるエロおやぢと同じ。いや、おやぢの場合は、スケベという明るい蔑視で済むけど、独身の老女が若い女を好色な目で見るのは、何だか荒廃した陰惨な感じがして、ゾっとします。
バーバラのシーバへの、不健全で倒錯した妄想を嬉々として膨らませ、悦に入る様子の不気味さときたら!同時に、シーバの頼りない本性も見抜き、軽蔑する鋭い洞察力も怖い。狂ってるけど、冷酷なまでに理性的。じわじわと、ねちねちと、親切ごかしに、けどウムを言わせぬ強引さ、狡猾な押し付けがましさで、シーバを支配し操ろうとするバーバラの狂態は、孤独ってここまで女を歪ませてしまうのかと、心の底から戦慄せしめます。
まさに最悪で最凶、最狂ババアを演じたジュディ・デンチ、ほんとスゴすぎ!よくもまあ、こんな恐ろしいイヤな役を、と敬服せずにはいられません。意地悪で陰険で邪悪なレズ婆なんて、誰もやりたがらないような役を、ここまで堂々と。ほんとは可哀想な女なのと、完全に嫌われたくはないという、中途半端な同情を引く逃げ道的なところなど全然なく、さあ私を嫌え!とばかりに、徹頭徹尾ヤな女、醜悪で救いのない女として演じてるところが、素晴らしすぎます。
今年のオスカーで、ヘレン・ミレンと主演女優賞を競ったデンチ女史。ミレンおばさまの哀愁あるカッコ良さには、ひたすら惚れ惚れしましたが、デンチ女史の鬼気迫るおぞましさのほうが、強烈という意味においては、勝っているかもしれません。デンチ女史の入浴シーン(下半身が火照る...なんてモノローグ付き)とか、あわわわ、テレビから出てくる貞子なんかより、はるかに怖い~!
蛭のようなレズ婆に吸い付かれてしまう美しい人妻教師シーバも、なかなか興味深いキャラです。
美人で明るいけど、現状に満足できず、欲求不満。その捌け口が、15歳の男子生徒とのセックスだなんて!おいおいっ!バーバラに付け入るスキを平気で与える無防備さとか、ノーテンキで軽佻浮薄すぎ。生徒とも、日本や韓国のテレビドラマみたいな、甘く切ない禁断ロマンスって感じは全然なく、単にヤリたかっただけ!刺激が欲しかっただけ!みたいな。バーバラとは違う種類の、シーバの持つ女のイヤらしさもまた、怖くて面白い。
かなり愚かな女シーバを、ケイト・ブランシェットが好演。今まで観た映画の中で、今回の彼女が一番きれいだったような。攻めのデンチ女史に対して、ブランシェットの細やかな受け演技も、お見事。バーバラに卑屈に感謝しつつも内心は、この婆さんウザ&キモ...とか思ってるんだけど、ぐっと抑えているって時の表情とか、巧い!あんな子供とエッチシーンなんて、ヤバすぎ。彼女もデンチ女史同様、観客の共感なんて全く求めていない、女の浅ましさ全開演技が、あっぱれで潔い。
それにしても。男同士の愛は、美しく哀切な映画が多いのに、女のそれは、「卍」とか「ルームメイト」とか、歪みまくりの異常なプッツン映画ばかり?
こんな強烈な毒ガスを放つ濃ゆ~い女優たちを味わってしまうと、もうキレイで可愛いだけの、薄くて軽くて無味無臭な日本や韓国の女優になど、食指が動かなくなってしまいます。
あと、そうそう。シーバとデキちゃう15歳の生徒役の男の子が、ちょっとジョナサン・リース・マイアーズ似?でも、やっぱ子供だよ~!彼とエッチはマズいよ~!完全に犯罪です。
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