職場の若い子たちと、マイブームの話になって...
スノボとかクラッシク音楽とか株(!)とか、みんなカッコいいなあ。松さんは?え?わし?
整体のマッサージ。朝風呂。むかしの少女漫画。
どれも加齢臭がするマイブームなので、正々堂々と答えられない...
そ、そうだ!コレ!これがマイブームよ♪いま、ノド飴にハマってるの。いろんなの、あるでしょ~♪っと、おもむろにカバンから、色とりどり多種多様な飴を取り出す私。へえ、可愛いブームですね!と、微笑ましがられました。我ながら、キモいブリっ子ぶりです。
「テシス 次に私が殺される」
「アザーズ」や「海を飛ぶ夢」など、スペインの俊英アレハンドロ・アメナバール監督の長編デビュー作。スペインでは大ヒットを記録し、当時23歳の大学生だった監督は、早熟の天才現る!と騒がれたらしい。
映像における暴力について論文を書いている女子大生のヒロインが、実際の殺人を撮影した、いわゆるスナッフ映画のビデオを入手。犯人を探る彼女に、おぞましい猟奇殺人鬼の魔手が...
すごく面白かったです。アメリカ映画によくある、血しぶきドバドバなスプラッターホラーになりそうな内容なのに、スリル&サスペンスでハラハラ、最後の最後まで犯人が分からないミステリーにドキドキできる、上質のサイコスリラーになっていたのは、アメナバール監督の才気ある手腕ゆえでしょうか。「アザーズ」より、私はこっちのほうが好き。
事件の核になっている、忌まわしいスナッフ映画。人間、誰でも残酷なものへの興味は持っていると思うけど...人が苦痛を与えられている姿や、切り刻まれているのを見て、何が楽しいのでしょうか。独りで観て喜んでいるのならまだしも、それだけじゃ満足できず、実行してしまう病んだ者もいるのが、怖い。
残虐なシーンはほとんど見せず、ギャー!!とかヤメテー!!ヒー!!ギェー!!とかいったリアルな呻き声&絶叫や、肉体を苛む凶器の音がイヤな想像を掻き立て、戦慄。視覚的にも、全てをハッキリ見せない謎めいた演出が、「アザーズ」同様、見えない恐怖を煽ります。同じブラウン管の中からの恐怖でも、リングの貞子とかは、ありえないので笑えますが、スナッフは現実的なのでゾっとします。
ヒロインをめぐる二人の青年、イケメンとオタク、どっちが真犯人なのか。それぞれの怪しい言動や、ドンデン返しも巧妙で、観客も大いに惑わされます。
ヒロインは、あの「ミツバチのささやき」の名子役、アナ・トレント。オトナの女性に成長した姿は、ヒョロっと細長くなった浜崎あゆみって感じです。美人ではないけど、不思議な雰囲気を醸しています。
ヒロインと一緒に事件を探る同級生のオタク青年役は、これが映画デビューのフェレ・マルティネス。スペインの秋葉男?な風貌ですが、そんなにキモくない、いや、むしろイケてます。ちょっとジョニーに見える瞬間もあったり。「シークレット・ウィンドウ」のモート先生の若い頃って感じ?キモカワイイ?オタクっぽい挙動不審さも、ガキっぽいヒネクレた口の悪さも、何だか笑えて可愛いフェレくんです。
ヒロインが疑うイケメン役は、エドゥアルド・ノリエガ。かなり濃い目だけど、男前です。
スノボとかクラッシク音楽とか株(!)とか、みんなカッコいいなあ。松さんは?え?わし?
整体のマッサージ。朝風呂。むかしの少女漫画。
どれも加齢臭がするマイブームなので、正々堂々と答えられない...
そ、そうだ!コレ!これがマイブームよ♪いま、ノド飴にハマってるの。いろんなの、あるでしょ~♪っと、おもむろにカバンから、色とりどり多種多様な飴を取り出す私。へえ、可愛いブームですね!と、微笑ましがられました。我ながら、キモいブリっ子ぶりです。
「テシス 次に私が殺される」
「アザーズ」や「海を飛ぶ夢」など、スペインの俊英アレハンドロ・アメナバール監督の長編デビュー作。スペインでは大ヒットを記録し、当時23歳の大学生だった監督は、早熟の天才現る!と騒がれたらしい。
映像における暴力について論文を書いている女子大生のヒロインが、実際の殺人を撮影した、いわゆるスナッフ映画のビデオを入手。犯人を探る彼女に、おぞましい猟奇殺人鬼の魔手が...
すごく面白かったです。アメリカ映画によくある、血しぶきドバドバなスプラッターホラーになりそうな内容なのに、スリル&サスペンスでハラハラ、最後の最後まで犯人が分からないミステリーにドキドキできる、上質のサイコスリラーになっていたのは、アメナバール監督の才気ある手腕ゆえでしょうか。「アザーズ」より、私はこっちのほうが好き。
事件の核になっている、忌まわしいスナッフ映画。人間、誰でも残酷なものへの興味は持っていると思うけど...人が苦痛を与えられている姿や、切り刻まれているのを見て、何が楽しいのでしょうか。独りで観て喜んでいるのならまだしも、それだけじゃ満足できず、実行してしまう病んだ者もいるのが、怖い。
残虐なシーンはほとんど見せず、ギャー!!とかヤメテー!!ヒー!!ギェー!!とかいったリアルな呻き声&絶叫や、肉体を苛む凶器の音がイヤな想像を掻き立て、戦慄。視覚的にも、全てをハッキリ見せない謎めいた演出が、「アザーズ」同様、見えない恐怖を煽ります。同じブラウン管の中からの恐怖でも、リングの貞子とかは、ありえないので笑えますが、スナッフは現実的なのでゾっとします。
ヒロインをめぐる二人の青年、イケメンとオタク、どっちが真犯人なのか。それぞれの怪しい言動や、ドンデン返しも巧妙で、観客も大いに惑わされます。
ヒロインは、あの「ミツバチのささやき」の名子役、アナ・トレント。オトナの女性に成長した姿は、ヒョロっと細長くなった浜崎あゆみって感じです。美人ではないけど、不思議な雰囲気を醸しています。
ヒロインと一緒に事件を探る同級生のオタク青年役は、これが映画デビューのフェレ・マルティネス。スペインの秋葉男?な風貌ですが、そんなにキモくない、いや、むしろイケてます。ちょっとジョニーに見える瞬間もあったり。「シークレット・ウィンドウ」のモート先生の若い頃って感じ?キモカワイイ?オタクっぽい挙動不審さも、ガキっぽいヒネクレた口の悪さも、何だか笑えて可愛いフェレくんです。
ヒロインが疑うイケメン役は、エドゥアルド・ノリエガ。かなり濃い目だけど、男前です。