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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

スパイ☆ボーイ

2008-03-23 | イギリス、アイルランド映画
 何だか最近、体内に毒素が充満しているような気がしてなりません。腸も血も、暖かくなるにつれ、汚れていくような不安と不快感が。なので、本格的にデトックスを試みようと決意しました!
 簡単かつ金のかからないデトックスといえば、そう、断食じゃ!不必要で有害な飲み食いを一時ストップして、体内リセット。そもそも、一日や二日食わなくても当たり前だった昔の人に比べて、現代人は食いすぎなんですよねえ。
 とはいえ、完璧な断食は、かなりの忍耐を必要とする。弱い私は、すぐに挫折しそう。手始めに、週末だけヨーグルトonlyの、プチ断食に挑戦してみます♪no pain,no health!no effort,no beauty!

 「アレックス・ライダー」
 諜報員の叔父を殺された中学生のアレックス・ライダーは、スカウトされスパイとなり、殺人ウィルスを英国に撒き散らそうと目論む悪人と対決!
 いやあ、正直あまり期待してなかったのですが、想定外の面白さでした。家族そろって観られる楽しい映画です。まあ、要するにオコチャマ映画なんですが、大人でも楽しめると思います。名探偵コナンみたいな感じ?ありえねー!な漫画的内容&ノリも展開も、出てくる愉快なスパイグッズも、コナンを彷彿とさせます。バカバカしい!と切り捨てるのは、野暮というもの。漫画の実写だと思って観れば、よく出来てるほうだと思います。
 ぷぷっと笑えるシーンが多いのも、楽しめた要因かも。ヘンな日本語や日本趣味(食卓のフグ、あれってどー見てもハリセンボンなんだけど?!)。ハチャメチャで奇抜なアクションシーンは、もろ香港テイスト。後で、アクション監督はドニー・イェンと知り、納得!見た目もキャラもヘンな悪人集団とか、怪物クラゲとか、諜報本部へつながる駅の証明写真ボックスとか、かなり笑えます。
 ハリポタとか、子供が主役の映画は苦手、ていうか、興味が全然わかない私。この映画も、もしガキンチョが主役だったら、絶対観なかったでしょう。
     
 アレックス・ライダー役の、アレックス・ペティファーくん。すごくカッコカワイいです。金髪碧眼のイケメン。でも、王子様タイプではなく、かなり硬派で男らしいです。同じ英国男子でも、ヘタレっぽいOBとかより、よっぽど男の魅力があります。それに、低い声や雰囲気など、子供なのに大人っぽい!二十代半ばで高校生役やった「山田太郎ものがたり」のニノのほうが、よっぽどガキっぽい。大人っぽいペティファーくんだけど、やっぱ子供だな、と微笑ましくもなるシーンや表情も多くて可愛い。私は少年大好きなショタコン女ではないので、フツーなら十代の男子には全く萌えないのですが、アレックスくんはイケます。彼なら罪悪感なしで大人の関係になれそうです♪
 アクションも体はって頑張ってたアレックスくん(車のでの乱闘シーン、カッコよかった)、大人のスパイに成長した続編とか、ぜひ観たいものです。
 悪役は、ミッキー・ローク。ほとんどギャクです。かつての色男も、最近はすっかりイロモノになっちゃってますね。
 諜報部のボス役、ビル・ナイも笑える珍演。アメリカンギャルな家政婦役は、ちょっと懐かしい、かつてのアイドル女優アリシア・シルバーストーン。アレックスの叔父さん役は、ユアン・マクレガー。すぐに退場しちゃうので、ファンはガッカリかも。ミッキー・ロークの秘書が強烈。彼女って、ひょっとして「ドッジボール」にも出てた人?怪物クラゲで感電死するシーンは爆笑ものです。
 あと、ロンドンの街並みも素敵に撮れてます。また行きたくなってきた!
          
 アレックスくん、18歳にしてもうこんな路線に走ってます。ちょっとヤンキー臭がする子ですが、良い子ちゃん優等生&十代でもうオッサン風なダニエル・ラドクリフより、いろんな意味で期待できます。それに、ハリウッドのガキと違って、イギリスのガキは聡いので、転落なんかしないはず!
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