我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

映画「太平洋の軌跡」(フォックスと呼ばれた男)に行ってきました。

2011年02月17日 | 日常の出来事
2/11(土)は、家内と映画に行ってきました。この日から公開されたのは、下の写真の「あしたのジョー」もあったのですが、



観たのは、下の写真の「太平洋の軌跡」(フォックスと呼ばれた男)です。



この映画は、太平洋戦争におけるサイパンの戦いでの実話をもとにしたものです。主人公は実在の大場大尉(1980年代まで健在されていました)ですが、詳しいことはネットなどでご確認してくださいませ。
私のようにミリタリーファンから見れば、やや時代考証に誤りもありましたが、まずまず映画代に見合った映画でした。

Yahoo映画から、映画の最後の場面を紹介です。アメリカ軍に武装解除のために山を降りてきた大場大尉の部隊ですが、「歩兵の本領」という軍歌を歌いながら行進して降りてきます。



「歩兵の本領」の歌詞の一部は、以下のようなところです。当時の軍隊というものが、どのような規律であったかが見えてきます。
♪万朶の桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く 大和男子と生まれなば 散兵線の花と散れ♪
♪軍旗まもる武士は すべてその数二十万 八十余ヶ所にたむろして 武装は解かじ夢にだも♪
♪退く戦術われ知らず みよや歩兵の操典を 前進前進また前進 肉弾とどく所まで♪

このような規律であれば大場大尉の部隊のように、終戦の8月15日以降も戦いを止めなかった部隊があったのは当然のことでした。
事実、他の太平洋の島々や満州でも、9月、10月頃まで戦闘は続いていたのです。
コメント (7)
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