我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

但馬三江駅の蕎麦を目指して(その2:但馬三江駅編)

2014年05月21日 | マジェスティ・ツーリング
和田山駅を後にし、豊岡市内の信号を右折し到着したのは北近畿タンゴ鉄道・但馬三江駅です。

今回、この駅に来たのは、「ぽっぽや」という駅舎内を利用した蕎麦屋さんの数少ない営業日だからです。



前回の新井駅同様、駅プレートを発見しました。昭和5年(1930年)に建築された駅舎です。



蕎麦を食べる前に駅内を探索です。先ずは驚きなのが、これがホームへの階段です。






私の足でも、非常に上り下りし辛い階段です。が見渡せば、ちゃんとスロープも付いていました(笑)。高齢者ではこの階段は使えません。



旧円山川橋梁の一部が、モニュメントとして保存されています。



ホームと駅名標です。豊岡方面のレールは、山の木々の中に消えていきます。ウィキによると、1日平均の乗車人員は「3人」です(2012年度)。私が今まで訪れた駅の最低人数ですね。秘境駅として名高い土讃線・坪尻駅の「2人」と変わりません。






ホームの待合室です。無造作に雪かき用の道具が置かれていました。






豊岡行きの列車が来ました。動画と画像でどうぞ。






ホームからの駅舎です。森の中の駅ですね。列車が出発した後は、静寂の世界です。






駅舎に戻って、待望の十割蕎麦を食べましょう。駅舎内には「ぽっぽや」の営業日が掲示されています。後で気が付いたのですが、駅舎内(店内)にはエアコンがありませんでした。そんなところで、暑い時期は営業されないのかな?ですね。



「ぽっぽや」の店内です。15人ぐらいで満席でしょうか。



北近畿タンゴ鉄道は、旧国鉄・宮津線です。ありし日のSLの写真が店内に置かれていました。



メニューです。もり蕎麦(つゆ汁は2種類)とぜんざいだけです。



最初に、どくだみ茶と山菜の佃煮が出てきました。



次に待望の十割蕎麦です。通常、蕎麦を打つときは、つなぎで小麦粉を入れないとブチブチと切れてしまうのですが、ここの蕎麦は蕎麦粉100%の十割蕎麦です。



もり蕎麦だけでは物足らないので、ぜんざいも・・・大きな栗が入っています。






最後に蕎麦湯をいただき「ごちそうさまでした」です。



さて、お味の方ですが、正直なところ小野町駅の蕎麦の方が美味しく思いました。ただ、「ぽっぽや」は何物にも替え難い雰囲気があります。駅舎の雰囲気も法華口駅以上ですね。これが蕎麦に+αのテイストを加えています。それに、いろいろとお話したオーナーさんの人柄が最高でした。

ミッションも完了したので帰宅としましょう。和田山まで戻り、播但道に乗り上げます。そしてSAである「フレッシュあさご」で休憩です。



栃餅などのお土産を買って出発しようとすると、電気自動車の充電設備がありました。



う~ん、500円ですか・・・大体ですが、ガソリン3L分です。500円の80%充電で150kmぐらい走れば、値段的には50Km/Lの燃費計算となります。ずいぶんと安価ですが、初期投資(電気自動車購入費)が高価です。



当初の目標どおり、15時頃に帰宅しました。走行距離は270kmぐらいだったでしょうか。十分に満足したツーリングとなりました。それにしても、但馬三江駅が素晴らしかったですね。秋の紅葉の季節に、また蕎麦を食べに訪れたいものです。
コメント (11)
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