我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

またも「加古川線等スタンプラリー」を(その2:粟生駅~三木駅~旧玉置家住宅)

2016年02月13日 | マジェスティ・ツーリング
T2さんとお別れし、15分ぐらいで到着したのは粟生駅です。

スタンプ用紙を持って改札口に向かうと、JRの駅員さんが「どうぞ」でスタンプを奥から出していただきました。2個目をGetです。



ホームへも「どうぞ」で入場券を買うことなく、入らせていただきます。



以前にもこのブログで紹介した粟生駅ですが、この駅はJR(加古川線)・北条鉄道・神戸電鉄(粟生線)の鉄道3社が乗り入れる、ハブ駅となっています。そんなところで、こんな案内板があります。






北条鉄道の駅名標は見当たりませんでしたが、JRと神戸電鉄の駅名標です。



北条鉄道が粟生駅に到着しました。動画でどうぞ。



続いて加古川行JRが到着です。これまた動画でどうぞ。



やがて神戸電鉄も到着です。



さらに西脇市行JRも到着し、閑散とした粟生駅に4本の電車・列車が揃いました。これだけ一斉に揃うというのは、鉄道3社が利用者促進のためにダイヤ調整をしているからでしょう。
何とか一枚の写真で納めようとすると、こんな感じで・・・小さいですが黄丸が北条鉄道です。



粟生駅を後にして、川沿いの道をノンビリ走りながら到着したのは神戸電鉄・三木駅です。毎度のことながらタクシーが邪魔で、駅舎の写真が撮り辛いです。^^



スタンプは、踏切を渡った新開地方面ホームへの券売機のところにありました。3個目をGetです。






ちょうど粟生行急行が出発です。動画でどうぞ。



三木駅を後にして、徒歩でも行ける三木市観光協会にマジェを停めます。



で、観光協会が目的ではなく、隣接する「旧玉置家住宅」です。



道路に面する間口は狭いですが、奥に広い建物ですね。



入口にはこんな看板が設置され、趣のある暖簾が掛っています。






ここで「旧玉置(たまおき)家住宅」の解説です。
旧玉置家住宅は上州館林藩の財政建て直しを図るため、切手会所として建てられました。上州館林藩ということは現在の群馬県ですから、ここは飛地となりますね。
切手と言っても郵便切手ではなく、現在の紙幣や小切手、商品券に代わる切手札(藩札。現在の紙幣)のことで、切手会所とは切手札を発行し、金銀と交換したり貸付業務を行う事務所とのことです。現在の日本銀行に近い感じでしょう。
この建物は文政九年(1826年)に建てられたとのことですので、およそ築200年となりますね。(以上、三木市のサイトを参考)

先ずはスタンプをGet・・・これで揃いました。



頭上には、当時の消火ポンプが置かれていました。現在の消火栓ですね。「水吐玉」と書かれています。



現在の銀行ということでセキュリティには気を使い・・・屋根からの不審者を防ぐために、忍び返しが設置されています。



当時の台所です。



ご飯を入れる「おひつ」が歴史を感じます。



大きな「かまど」ですね。多くの従業員さんの食事の支度をされたのでしょうか。こんなアーチ型の「かまど」は初めて見ました。



畳の間に上がることもできます。上を見るとトップライト(天窓)が・・・当時はガラスが入っていなかったでしょうが、奥まった部屋に明かりを取る工夫です。



奥の方には古い書籍も展示されていました。押入れの奥深くから発見されたのかな?です。「野球界」は大正時代の雑誌でした。






江戸時代の受付カウンターです。置かれている「そろばん」ですが、上段が二つ玉で下段が五つ玉・・・どうやって使うのでしょう。



時期的なこともあり、雛人形が飾られていました。






久しぶりに背景ボケ写真を・・・コンデジのLF1で慌ただしく撮ったのでイマイチ。少なくともLX100を持参すれば良かったと後悔です。






リーズナブルな飲物もありますので、江戸時代の雰囲気を味わいながら休憩することもできます。



ボランティア・ガイドさんによると、この旧玉置家住宅の最後は、お婆さんの一人住まいだったとか・・・高齢の方がお一人で維持できる邸宅ではないので、邸宅は三木市に無償譲渡され、敷地は三木市が買い取ったとのことでした。
なかなか見応えがある施設でした。時間があれば、ゆっくりと・・・明るい単焦点レンズを持参すれば、シャッターを押したくなる被写体ばかりです。

この日も、法華口駅~がいな製麺所他という定番コースになりましたね。日中は暖かったですが、まだまだ朝は寒く・・・マジェのバッテリー上がり防止だと、こんなお手軽コースになってしまいます。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする