我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

五木寛之さんの講演会に行ってきました。

2011年04月20日 | 日常の出来事
前回の記事と日時は前後するのですが、4/16(土)は明石市民会館に五木寛之さんの講演会に行ってきました。
作家・五木寛之さんについてはご存知だと思いますが、詳しくは下記のサイトを参照です。私が好きなのは、「青春の門」「青年は荒野をめざす」「戒厳令の夜」あたりでしょうか。特に「戒厳令の夜」は、これ以上面白い小説は無い!と言い切れる作品です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E6%9C%A8%E5%AF%9B%E4%B9%8B

今回の講演会のテーマは、下のチラシの写真のとおり「いまを生きる力」というものでした。




明石市民会館は大ホールは満席(約1,500席)で、五木寛之さんの人気が伺えます。当日は自由席でしたが、私は厚かましく中央部の前から5番目の席を陣取ります。



さて、講演会が始まりました。五木寛之さんは意外と小柄な方ですね。会場内は撮影禁止ですので、写真はありません。
そして講演が始まり10分を過ぎると、普段の疲れから大爆睡状態に・・・気が付けば終演の5分前にやっと目が開きました。(笑)

それで、ラスト5分の講演の内容ですが、金沢・兼六園の冬の名物である「雪吊」(ゆきつり)を紹介しながら(五木寛之さんは、金沢に住まれていました)、「雪吊は雪で折れないように木の枝を守るものであるが、柔らかい枝しか雪吊をしない。それは固い枝だと折れてしまうからである。人の心も同じで、固い心(生真面目すぎる性格や融通の利かない性格)の人は折れてしまう。愚痴をよくこぼす人の方が、心が柔らかく実は強い人なのである」と言われていました。
これは最近の自殺者の多いことを見て、五木寛之さんが言われたことですね。

こんな感じで、五木寛之さんの講演会は終わりました。私にとっては講演の内容より、生身の五木寛之さんを拝見できただけでも十分満足できるものでした。
コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TEAM「風まかせ」のツーリン... | トップ | 光電話を追加しました。 »

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「禁煙室」なんて喫茶店があり・・・ (me262a-1a)
2012-12-30 19:30:08
ウドさん、内灘ですか。私が学生の頃、何度もバイクで行ったところです。もう閉店しているでしょうが「禁煙室」なんて喫茶店があり、灰皿がコーヒーカップになっていました。

内灘海岸は私の記憶間違いでなければ、五木寛之さんのエッセイ集である「ゴキブリの唄」にも登場しましたね。

砂地にタイヤを取られたクルマを脱出させるストーリーでしたが、映画「飛べフェニックス」と関連させていました。
返信する
金沢と五木寛之 (ウド)
2012-12-30 10:29:43
私の故郷から北西に望むとサンセットブリッジという斜張橋が見えます。明石大橋のようなでかいものではありませんけど。そこはかって米軍の砲弾試射場のあった内灘です。試射場反対闘争の中に五木氏もいたという。作品に「内灘夫人」というのがあります。犀川の風景を作詞された金沢望郷歌という唄を松原健之さんが歌っています。金沢は浄土真宗の多い町で、親鸞の小説も数多くの人が読んでいます。
返信する
特に筑豊編は思い出深いですね。 (me262a-1a)
2012-12-29 11:52:11
ウドさん、はじめまして、ですね。文面を拝見すると、お生まれになっただけではなく、しばらくは住まれていたようです。私も大学時代を金沢で過ごしましたので、金沢の状況は分かります。

「青春の門」ですが、ウドさんと同じように私も青春まっただ中でした。特に筑豊編は思い出深いですね。

筑豊編がきっかけで、5月に筑豊に行ってきました。下記の記事も併せて読んでいただければ幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/me262a-1a/d/20120602
返信する
五木寛之ファン (ウド)
2012-12-29 09:44:14
私が青春していた頃「青春の門」が書かれ、読んで信介と自分を対比していました。五木さんの奥さんは旧姓を岡さんといい金沢のひとです。私も金沢生まれ。金沢に縁が深く、市内に五木寛之文庫があります。
五木さんは福岡のお生まれと記憶しています。先の作品は自伝小説に近いと聞いています。
返信する
「青春の門」は・・・ (me262a-1a)
2011-04-22 22:03:33
まささん、「青春の門」は筑豊編・自立編・放浪編・・・と続いている大作ですね。現在、私が記憶に残っているのは、主人公の伊吹信介が北海道から東京に帰ってきたところまでは読んでいるのですが、この先は読んでいません。

私も基本的には人のお話を聞くのは苦手です。どちらかというと喋る方が得意です(笑)。そんなところで、結構、寝てしまう事が多いです。


T2さん、小説家に限らず、実際にお会いするとイメージとの違いが楽しいですね。そんなところで、ネットのOFF会も大好きです。(笑)

仕事上の「桜」・・・はい。経験多数です。まあ、これも仕事ですね。人生何でも経験です。楽しくないことでも、自分を磨くことなることが多いものです。
返信する
人柄がうかがえるので・・・ (T2)
2011-04-20 20:27:47
へぇ~・・・あの小説書いた人・・・こんな人なんだぁ・・・と、それで、さらに好きになったり、嫌いになったり・・・
話している姿に直接、触れて初めて分かる感覚ってありますので・・・T2、結構、このような機会は好きです。
仕事として季節外れの「桜」として行く機会も結構ありますが・・・汗
返信する
Unknown (まさ)
2011-04-20 06:22:19
五木寛之さんと言えばまず「青春の門」が浮かんできます^^
自分は人の話をじっくりと聞くのが苦手なので
講演会には縁がないですが、きっと自分も眠りに落ちてしまうと思います(笑)

返信する

コメントを投稿

日常の出来事」カテゴリの最新記事