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扉の影の秘密

2006-06-01 15:43:18 | ノンジャンル
 先日発売されたDVDでフリッツ・ラング監督'48年作品「扉の影の秘密」を見ました。
 シリア(ジョーン・ベネット)はメキシコで知り合ったマーク(マイケル・レッドグレイヴ)と結婚し、彼の家に行きます。そこにはマークの姉で家事を切り盛りするキャサリンとマークの前妻エレノアの息子デイヴィッドと秘書のロビーがいます。デイヴィッドは父が母を殺したの駄戸言い、ロビーは火事でデイヴィッドを救う時顔に火傷を負って、顔の半分をスカーフで常に隠しています。
 マークには、殺人が行われた部屋を実物の家具や小物を集めて再現する趣味があり、パーティーの折りには余興として一部屋ずつ解説して回るのですが、7番目の部屋だけは鍵がかかっていて見せません。シリアはその部屋の合鍵を作って、深夜ひそかに部屋に入っていくのですが‥‥。
 という話なのですが、当時は散々な批評だったというわりには、楽しく見ることができました。確かに心理的裏付けが乏しく登場人物の行動が突飛に見えるところが多々ありますが、まあたかが映画なのですから大目に見て、ジョーン・ベネットの魅力を堪能し、白黒画面の美しさを楽しめればいいんではないか、と思います。
 このDVDは「フリッツ・ラング・コレクション」と銘打たれているので、
これからリリースされる作品が楽しみです。さて、次作は一体何なんでしょうか?