ストップ・ザ・自殺！

　きのうの夕刊に「自殺 ８年連続３万人超」とありました。前にも書きましたが、私が子供のころ年間１万人の死者で「交通地獄」と呼ばれたのに、その３倍です。３万割る365日＝約82人。一日に自殺する人は一都道府県あたり二人弱です。自殺を考えたことのない人は分からないと思いますが、自殺という行為はとても苦しくて残酷で悲惨なものです。これは絶対に一人でも減らさなければなりません。
　と、同じ夕刊に「自殺対策法成立へ」という記事も載っていました。その記事の中で私の目を引いたのは「事業者に対し心の健康を保つため必要な措置をとるように求め」の一文でした。
　仕事絡みで自殺する人はたくさんいます。仕事がハードすぎて鬱病になるケースが多くを占めます。職場での心のケアはすぐにでも実行されなければなりません。特に中小企業で人使いの荒い企業は特にです。
　家族関係で悩み自殺する、というのもあります。その際には気軽に相談にいける第三者がいる施設が必要でしょう。
　とにかく、簡単に「自殺」という言葉を使う人がこの国は多すぎます。自殺という行為がどれだけ重いものなのか、ぜひ考えてほしいものです。