昨日のボクシング世界タイトル戦・いじめられっ子内藤VSいじめっ子亀田の試合は、亀田の汚いバッティングなどにもめげず、いじめられっ子内藤の圧倒的勝利に終わりました。スポーツマンシップにあるまじき反則も目立った亀田に対し、試合後のインタビューで「前回闘った世界チャンピオンよりは全然弱かった」と言うに留どめ、亀田の悪口を言わなかったのは人間ができてると思いました。奢れる者は久しからず。家族全員で興奮して内藤を応援してしまいました。
さて、スティーヴン・キングの8つの短編を'06年にテレビ映画化したシリーズの第7話と第8話をWOWOWで見ました。
第7話「解剖室4」。ゴルフ中に毒蛇に噛まれたのを心臓発作と間違えられ、死亡と判断され、死体袋に入れられ、病院に運ばれる男ハワード。呼吸も鼓動も止まっているのに意識はあり、感覚もあります。ハワードの解剖の準備が着々と進む中、ハワードのゴルフバックを病院内で運んでいたスタッフが、ゴルフバッグの中にいた毒ヘビに噛まれ、男性が呼吸も鼓動も止まっているのに生きているのを見て、医師がハワードのところへ駆け付けます。。ハワードは寸でのところで助かり、恋人と抱き合います。
第8話「いかしたバンドのいる街で」。森の中で道に迷ったカップル。無気味なものの影が森の中を動き回っているのが見えます。やがて、街の看板「ロックンロール・ヘブン」が見えると、曇天だった天気が晴れ渡り、風景も無気味なものから明るいものへ一瞬のうちに変わります。ラブ&ピースを叫ぶ若者たちが乗るサイケデリックなバスとすれ違った後、カラフルで明るい街に入りますが、住民は彼らを避けます。よく見ると死んだロックンローラーが住民に混じっています。レストランのウエイトレスは「逃げられるうちに逃げて」とのメモを寄越し、彼らはお金を払う時間もなくレストランを逃げ出しますが、彼らは不死身です。何とか街を脱出しますが、道をふさぐサイケデリックなバスに正面衝突します。やがて現れたパトカーには、市長のエルヴィス・プレスリーが乗っていて、街の夜のロックショーをぜひ見てくれ、と彼らをパトカーで街に連れ戻します。鏡に写ったプレスリーの顔は幽霊のそれでした。そして夜のロックショーが始まります。
どちらも原作をよく覚えていたので、それとの比較もできましたが、「いかしたバンドのいる街で」は原作通りの、あるいは原作を上回る面白さでした。レストランの女主人ジャニス・ジョプリンや市長のエルヴィス・プレスリーとリッキー・ネルソンぐらいしか分かるミュージシャンがいなかったのですが、はっきり言って大して似ていませんでした。でも、原作の雰囲気はすごく出ていて、暗い世界が一瞬のうちに明るい世界に変わるところなど、すばらしいシーンだと思いました。キャラクターの異常さも魅力的だったし、追いつめられていく主人公たち、そして孤独にレストランのウレイトレスがこの異常な世界に捕らわれているところなども、うまく描かれていたと思います。
全8話を見終わった訳ですが、面白かったのは第1話と第8話でした。もし見る機会がありましたら、オススメです。
さて、スティーヴン・キングの8つの短編を'06年にテレビ映画化したシリーズの第7話と第8話をWOWOWで見ました。
第7話「解剖室4」。ゴルフ中に毒蛇に噛まれたのを心臓発作と間違えられ、死亡と判断され、死体袋に入れられ、病院に運ばれる男ハワード。呼吸も鼓動も止まっているのに意識はあり、感覚もあります。ハワードの解剖の準備が着々と進む中、ハワードのゴルフバックを病院内で運んでいたスタッフが、ゴルフバッグの中にいた毒ヘビに噛まれ、男性が呼吸も鼓動も止まっているのに生きているのを見て、医師がハワードのところへ駆け付けます。。ハワードは寸でのところで助かり、恋人と抱き合います。
第8話「いかしたバンドのいる街で」。森の中で道に迷ったカップル。無気味なものの影が森の中を動き回っているのが見えます。やがて、街の看板「ロックンロール・ヘブン」が見えると、曇天だった天気が晴れ渡り、風景も無気味なものから明るいものへ一瞬のうちに変わります。ラブ&ピースを叫ぶ若者たちが乗るサイケデリックなバスとすれ違った後、カラフルで明るい街に入りますが、住民は彼らを避けます。よく見ると死んだロックンローラーが住民に混じっています。レストランのウエイトレスは「逃げられるうちに逃げて」とのメモを寄越し、彼らはお金を払う時間もなくレストランを逃げ出しますが、彼らは不死身です。何とか街を脱出しますが、道をふさぐサイケデリックなバスに正面衝突します。やがて現れたパトカーには、市長のエルヴィス・プレスリーが乗っていて、街の夜のロックショーをぜひ見てくれ、と彼らをパトカーで街に連れ戻します。鏡に写ったプレスリーの顔は幽霊のそれでした。そして夜のロックショーが始まります。
どちらも原作をよく覚えていたので、それとの比較もできましたが、「いかしたバンドのいる街で」は原作通りの、あるいは原作を上回る面白さでした。レストランの女主人ジャニス・ジョプリンや市長のエルヴィス・プレスリーとリッキー・ネルソンぐらいしか分かるミュージシャンがいなかったのですが、はっきり言って大して似ていませんでした。でも、原作の雰囲気はすごく出ていて、暗い世界が一瞬のうちに明るい世界に変わるところなど、すばらしいシーンだと思いました。キャラクターの異常さも魅力的だったし、追いつめられていく主人公たち、そして孤独にレストランのウレイトレスがこの異常な世界に捕らわれているところなども、うまく描かれていたと思います。
全8話を見終わった訳ですが、面白かったのは第1話と第8話でした。もし見る機会がありましたら、オススメです。