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アフガニスタンによるケシの栽培

2007-10-20 17:58:03 | ノンジャンル
 10月2日の朝日新聞の朝刊に、アフガニスタンによるケシ栽培についての記事が載っていました。
 その記事には世界のアヘンの推定生産量のグラフが載っているのですが、現在はなんと90%以上がアフガニスタンで生産されています。麻薬はコロンビアが本場と思っていましたが、あれはアヘンではなくコカインなのでしょうか? 麻薬に詳しくないので、よく分からないのですが、どうもそうなようです。それも最近のことではなくて、'90年にはアフガニスタンが約40%、ミャンマーも40%で、この頃からこのニカ国がアヘンの二大生産国となっていたようです。それが21世紀に入って、ミャンマーでの生産量が減り、アフガニスタンでの生産が増えてきているようです。
 理由の一つにはアフガニスタンが貧しく、アヘンが高く売れるということ。貧しい人がお金ほしさにケシを栽培しているようです。また、警察も麻薬の旨味を知っていて、本気で取り締まる気がないようです。また、南部の武装勢力は、資金源にケシの栽培をしている、とも記事に書いてありました。
 結局、未だに続く戦乱による国民生活の荒廃が、ケシの栽培へと走らせている様です。一向に内戦の終わりが見えないアフガニスタン。何とかならないのでしょうか?