トニー・スコット監督、クエンティン・タランティーノ脚本の'93年作品『トゥルー・ロマンス』をDVDで見ました。
バーで自分と同じようにエルビスを絶賛する女を、ソニー千葉の3本立ての映画に誘って断られるクラレンス。「あたしの生まれはフロリダ州。デトロイトで真実の恋に出会った。今ではすべての事が遠い夢に思える。でもすべて事実。人生を変える恋だった。みじめな境遇をグチると、クラレンスはよくこう言った。“人生はそういうものさ。だが、逆転する事もある”。ロマンスも人生と同じ。大抵はみじめな結末。ただ滅多にない事だけど逆転することもある」と語る女性の声。
ソニー千葉の映画を見るクラレンス。遅れて入ってきた女性・アラバマは彼の頭にポップコーンをぶちまけますが、クラレンスは怒らず、アラバマは「優しいのね」と言います。アラバマはクラレンスの隣の席に坐り、ストーリーを説明してもらいます。映画館を出て、カンフーのマネをしてふざける2人。既に深夜でしたが、パイを食べて映画の話をしたいと言うアラバマに付き合ったクラレンスは、エルビスの話で一緒に盛り上がり、彼女の好きなものを聞きます。いい人に見えたからわざとポップコーンを撒いたと言うアラバマ。クラレンスは自分の仕事場のマンガ本屋に彼女を連れていき、初版のスパイダーマンの本を彼女に見せて、その良さを説明すると、アラバマはクラレンスを見つめ、やがて2人はキスし、ベッドへ向かいます。
クラレンスが目覚めると、アラバマは毛布を被って屋外で泣いていて、事情を尋ねると、自分はクラレンスのボスがクラレンスの誕生日プレゼントとして贈ったコールガールだと告白します。クラレンスは最高の夜だったと言うと、アラバマはこの商売はまだ4日目で客は3人目、もう足を洗うと言い、自分はまともな女で一人の好きな男に百パーセント尽くせると言います。クラレンスが君とは話が合うと言うと、アラバマは「あなたが好き」と言い、クラレンスは「頭を冷やして考えさせてくれ」と言うと、アラバマは「2度と嘘はつかない」と言います。
2人は結婚し、アラバマは“クラレンス命”と刺青を彫ります。アラバマを送ってきたポン引きのドレクセルは女性に暴力を働いていていたとアラバマから聞いたクラレンスは、トイレの鏡に向かうと幻のエルビスに話しかけられ、ドレクセルのような男をぬくぬくと生かしておいてはいけない、殺せ、ポン引きを殺すのだから現場さえ押さえられなければ警察も追って来ないと言われます。ヤクの売人を皆殺しにしてヤクを盗むドレクセル。アラバマにドレクセルの住所を訊き、君の服を取ってくると言うクラレンスに、ドレクセルは危険な男だから用心してとアラバマは言います。ドレクセルの元を訪ねたクラレンスは、ドレクセルに散々侮辱されますが、空の封筒をドレクセルに渡し、アラバマと結婚したので彼女はもらうと言います。ドレクセルはいきなり料理の皿をクラレンスに投げつけ、その隙に手下と一緒に彼を半殺しにし、クラレンスの運転免許証から住所を知り、手下にアラバマを連れて来いと命じます。隙を見てクラレンスは隠し持っていた拳銃で、ドレクセルと手下を射殺し、アラバマの服を持って帰ります。帰宅したクラレンスがドレクセルを殺したことを告げると、アラバマはロマンチックだと言って泣き、彼にキスしますが、アラバマの服が入っていたはずのカバンからは大量のヤクが出てきます。
2人はクラレンスの父(デニス・ホッパー)の家を訪ねますが、父はアラバマにいい顔をしません。父はアラバマにビールを買いに行かせ2人になると、クラレンスに、3年も音沙汰無しで朝8時に訪ねてくるとは何だと言い、無鉄砲はよせと言います。クラレンスは力を借りたいと言い、事情を話し、サツ時代の仲間に訊いて、サツにどの位バレてるか調べてほしいと言います。サツは麻薬関連の出入りと考えていて、ヤクの売人もしていたドレクセルはブルー・ルー・ファミリーというマフィアと親しく、そことのいざこざだと考えているようだと父は調べてくれます。町を出ろと言う父は、アラバマとうまくやってけ、女房のことを考えてバカするなと言うと、クラレンスはハリウッドの友人ディックのところへ行くつもりだと言って、行く先の住所を置いていきます。(明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
バーで自分と同じようにエルビスを絶賛する女を、ソニー千葉の3本立ての映画に誘って断られるクラレンス。「あたしの生まれはフロリダ州。デトロイトで真実の恋に出会った。今ではすべての事が遠い夢に思える。でもすべて事実。人生を変える恋だった。みじめな境遇をグチると、クラレンスはよくこう言った。“人生はそういうものさ。だが、逆転する事もある”。ロマンスも人生と同じ。大抵はみじめな結末。ただ滅多にない事だけど逆転することもある」と語る女性の声。
ソニー千葉の映画を見るクラレンス。遅れて入ってきた女性・アラバマは彼の頭にポップコーンをぶちまけますが、クラレンスは怒らず、アラバマは「優しいのね」と言います。アラバマはクラレンスの隣の席に坐り、ストーリーを説明してもらいます。映画館を出て、カンフーのマネをしてふざける2人。既に深夜でしたが、パイを食べて映画の話をしたいと言うアラバマに付き合ったクラレンスは、エルビスの話で一緒に盛り上がり、彼女の好きなものを聞きます。いい人に見えたからわざとポップコーンを撒いたと言うアラバマ。クラレンスは自分の仕事場のマンガ本屋に彼女を連れていき、初版のスパイダーマンの本を彼女に見せて、その良さを説明すると、アラバマはクラレンスを見つめ、やがて2人はキスし、ベッドへ向かいます。
クラレンスが目覚めると、アラバマは毛布を被って屋外で泣いていて、事情を尋ねると、自分はクラレンスのボスがクラレンスの誕生日プレゼントとして贈ったコールガールだと告白します。クラレンスは最高の夜だったと言うと、アラバマはこの商売はまだ4日目で客は3人目、もう足を洗うと言い、自分はまともな女で一人の好きな男に百パーセント尽くせると言います。クラレンスが君とは話が合うと言うと、アラバマは「あなたが好き」と言い、クラレンスは「頭を冷やして考えさせてくれ」と言うと、アラバマは「2度と嘘はつかない」と言います。
2人は結婚し、アラバマは“クラレンス命”と刺青を彫ります。アラバマを送ってきたポン引きのドレクセルは女性に暴力を働いていていたとアラバマから聞いたクラレンスは、トイレの鏡に向かうと幻のエルビスに話しかけられ、ドレクセルのような男をぬくぬくと生かしておいてはいけない、殺せ、ポン引きを殺すのだから現場さえ押さえられなければ警察も追って来ないと言われます。ヤクの売人を皆殺しにしてヤクを盗むドレクセル。アラバマにドレクセルの住所を訊き、君の服を取ってくると言うクラレンスに、ドレクセルは危険な男だから用心してとアラバマは言います。ドレクセルの元を訪ねたクラレンスは、ドレクセルに散々侮辱されますが、空の封筒をドレクセルに渡し、アラバマと結婚したので彼女はもらうと言います。ドレクセルはいきなり料理の皿をクラレンスに投げつけ、その隙に手下と一緒に彼を半殺しにし、クラレンスの運転免許証から住所を知り、手下にアラバマを連れて来いと命じます。隙を見てクラレンスは隠し持っていた拳銃で、ドレクセルと手下を射殺し、アラバマの服を持って帰ります。帰宅したクラレンスがドレクセルを殺したことを告げると、アラバマはロマンチックだと言って泣き、彼にキスしますが、アラバマの服が入っていたはずのカバンからは大量のヤクが出てきます。
2人はクラレンスの父(デニス・ホッパー)の家を訪ねますが、父はアラバマにいい顔をしません。父はアラバマにビールを買いに行かせ2人になると、クラレンスに、3年も音沙汰無しで朝8時に訪ねてくるとは何だと言い、無鉄砲はよせと言います。クラレンスは力を借りたいと言い、事情を話し、サツ時代の仲間に訊いて、サツにどの位バレてるか調べてほしいと言います。サツは麻薬関連の出入りと考えていて、ヤクの売人もしていたドレクセルはブルー・ルー・ファミリーというマフィアと親しく、そことのいざこざだと考えているようだと父は調べてくれます。町を出ろと言う父は、アラバマとうまくやってけ、女房のことを考えてバカするなと言うと、クラレンスはハリウッドの友人ディックのところへ行くつもりだと言って、行く先の住所を置いていきます。(明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)