先日の朝日新聞に女優の渡辺美佐子さんへのインタビューが掲載されていました。渡辺さんは日活で映画キャリアを積んでいった方ですが、その時代に学んだ一番大きなことは「いかに自然体でいられるか」ということだった、と語ってらっしゃいました。映画を見る上で、キーワードになる言葉だと思いました。
また、『少女時代 アリーナツアー GIRL'S GENERATION~Girls&Peace~Japan 2nd Tour』を先日、WOWOWライブで見ました。頭を動かさず肩と腰を動かしてダンスする、いわゆるAKBで言えば“あっちゃん”だけができていたダンスを、モデル体型の9人がみんなできていて、そこから生まれるダンスのキレとしなやかさに魅せられました。個人的好みを言うと、9人の中では、足が細すぎるとは思いましたが、目鼻だちがハッキリした、いわゆる“アイドル顔”で、日本語もうまいスヨンさんが一番のお気に入りになりました。(ウィキペディアによると、彼女は何と11歳の時、日本で芸能界デビューしたのだそうです。)
また、昨日の夜には、TBSで「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」という番組を母と見ました。番組が始まってすぐに、現在のジェリー藤尾さんが『遠くへ行きたい』を歌われました。昭和37年に発表された作品とのこと。私が3歳の時です。ジェリーさんは現在73歳。私は幼い頃、日本テレビの『シャボン玉ホリデー』という番組でジェリーさんを知ったと思っていましたが、ウィキペディアで調べたところ、NHKで放送された、日本でのバラエティ番組の草分け、『夢で逢いましょう』(永六輔さんと中村八大さんが活躍された番組でした)にジェリーさんが出演されていたのを知りました。(ついでに書くと、母から聞いた話から、テレビが普及する前には、“ラジオ歌謡”という言葉があったことを知りました。)
さて、また昨日の続きです。
クラレンスとアラバマとディックは指定された時間に“ビヴァリー・アンバサダー”に行くと、ロビーでエリオットが待っていて、リーの部屋に案内してくれます。フロイドから3人の行き先を訊くファミリーの手下たち。リーと映画の話が合うクラレンス。うますぎる話には裏があると言うリーは、罠でない証拠を見せろと言います。売りさばくルートを持っていないと素直に答えるクラレンス。「サツの人間が素人の君にヤクを任せるか?」とリーが言うと、クラレンスは「ハッタリで引き受けた」と言い、リーは笑って納得します。クラレンスとリーとの間で契約が成立すると、その会話を盗聴器で聞いていた刑事たちは警察を出発し現場を押さえに向かいます。アラバマはリーからもらった金を数え、クラレンスはトイレに立ちます。そこへ警察が踏み込み、リーの手下らと銃を突きつけあいながら睨み合いになります。そこへファミリーの手下たちも踏み込み、3すくみの状態になります。トイレでエルビスの幻に「よくやった。俺はお前のことがずっと好きだ」と言われるクラレンス。エリオットは「タイムズ刑事、俺はもうお役御免だろ? あとはあんたたちでうまくやってくれ」と言います。それを聞いたリーは「なぜ刑事の名前を知ってる? 裏切ったな? 俳優になる夢はもう終わりだ。恩知らずめ」と言って、エリオットに液体をぶちまけます。それが引金となって、銃撃戦が始まります。ディックがヤクの入ったカバンを放り投げると、カバンは撃たれ、ヤクは粉となって飛び散ります。トイレから出てきたところを撃たれて倒れるクラレンス。そこに這い寄り、彼に語りかけるアラバマ。最後に生き残ったタイムズ刑事をアラバマは射殺し、再びクラレンスのそばに行くと、クラレンスは動き、血で目が見えなかっただけだと分かります。ファミリーの一人が女性を人質に100万ドルを要求しているのに皆の注意がいっている間に、クラレンスを助けてホテルを後にするアラバマ。人質を取っていたファミリーの一人は警察に肩を撃たれます。メキシコ国境をめざす車。アラバマの独白に、エルビスという名の息子と浜辺で遊ぶクラレンスの姿が映され、映画は終わります。
映画ネタが多く、脚本を書いたタランティーノならではの血で血を洗うシーンもあり、スピーディーな画面の連鎖を心地よく感じました。トニー・スコットの面目躍如といったところでしょうか。
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
また、『少女時代 アリーナツアー GIRL'S GENERATION~Girls&Peace~Japan 2nd Tour』を先日、WOWOWライブで見ました。頭を動かさず肩と腰を動かしてダンスする、いわゆるAKBで言えば“あっちゃん”だけができていたダンスを、モデル体型の9人がみんなできていて、そこから生まれるダンスのキレとしなやかさに魅せられました。個人的好みを言うと、9人の中では、足が細すぎるとは思いましたが、目鼻だちがハッキリした、いわゆる“アイドル顔”で、日本語もうまいスヨンさんが一番のお気に入りになりました。(ウィキペディアによると、彼女は何と11歳の時、日本で芸能界デビューしたのだそうです。)
また、昨日の夜には、TBSで「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」という番組を母と見ました。番組が始まってすぐに、現在のジェリー藤尾さんが『遠くへ行きたい』を歌われました。昭和37年に発表された作品とのこと。私が3歳の時です。ジェリーさんは現在73歳。私は幼い頃、日本テレビの『シャボン玉ホリデー』という番組でジェリーさんを知ったと思っていましたが、ウィキペディアで調べたところ、NHKで放送された、日本でのバラエティ番組の草分け、『夢で逢いましょう』(永六輔さんと中村八大さんが活躍された番組でした)にジェリーさんが出演されていたのを知りました。(ついでに書くと、母から聞いた話から、テレビが普及する前には、“ラジオ歌謡”という言葉があったことを知りました。)
さて、また昨日の続きです。
クラレンスとアラバマとディックは指定された時間に“ビヴァリー・アンバサダー”に行くと、ロビーでエリオットが待っていて、リーの部屋に案内してくれます。フロイドから3人の行き先を訊くファミリーの手下たち。リーと映画の話が合うクラレンス。うますぎる話には裏があると言うリーは、罠でない証拠を見せろと言います。売りさばくルートを持っていないと素直に答えるクラレンス。「サツの人間が素人の君にヤクを任せるか?」とリーが言うと、クラレンスは「ハッタリで引き受けた」と言い、リーは笑って納得します。クラレンスとリーとの間で契約が成立すると、その会話を盗聴器で聞いていた刑事たちは警察を出発し現場を押さえに向かいます。アラバマはリーからもらった金を数え、クラレンスはトイレに立ちます。そこへ警察が踏み込み、リーの手下らと銃を突きつけあいながら睨み合いになります。そこへファミリーの手下たちも踏み込み、3すくみの状態になります。トイレでエルビスの幻に「よくやった。俺はお前のことがずっと好きだ」と言われるクラレンス。エリオットは「タイムズ刑事、俺はもうお役御免だろ? あとはあんたたちでうまくやってくれ」と言います。それを聞いたリーは「なぜ刑事の名前を知ってる? 裏切ったな? 俳優になる夢はもう終わりだ。恩知らずめ」と言って、エリオットに液体をぶちまけます。それが引金となって、銃撃戦が始まります。ディックがヤクの入ったカバンを放り投げると、カバンは撃たれ、ヤクは粉となって飛び散ります。トイレから出てきたところを撃たれて倒れるクラレンス。そこに這い寄り、彼に語りかけるアラバマ。最後に生き残ったタイムズ刑事をアラバマは射殺し、再びクラレンスのそばに行くと、クラレンスは動き、血で目が見えなかっただけだと分かります。ファミリーの一人が女性を人質に100万ドルを要求しているのに皆の注意がいっている間に、クラレンスを助けてホテルを後にするアラバマ。人質を取っていたファミリーの一人は警察に肩を撃たれます。メキシコ国境をめざす車。アラバマの独白に、エルビスという名の息子と浜辺で遊ぶクラレンスの姿が映され、映画は終わります。
映画ネタが多く、脚本を書いたタランティーノならではの血で血を洗うシーンもあり、スピーディーな画面の連鎖を心地よく感じました。トニー・スコットの面目躍如といったところでしょうか。
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)