また昨日の続きです。
“持ち込まれた『覚醒剤』の捜査”。チャーリーの右隣の囚人は刑事に気づき、塩の瓶に覚醒剤を入れるが、刑事たちに連行される。チャーリーはスープとパンに塩をドバドバかけて食べると、ヒックと言って目を剥く。左隣の男からパンを奪い、自分の前に置くチャーリー。威嚇する男の顔に、スプーンでスープを飛ばす。塩を背後や自分のシャツの中にかける。笛の音で囚人たちは一斉に立ち上がり、左向きになり、前進していくが、チャーリーは一回転しがら列についていき、房に入る時には、逆の方向に歩いてしまい、正気に戻った時には房には鍵がかかり、戻れなくなっている。そこへ覚醒剤の男と2人の男が拳銃を持ち、警官と刑事をホールドアップさせて、現れる。彼らは警官と刑事を房に入れて鍵をかけるが、チャーリーは拳銃を持つ男を突き飛ばし、男は房から手を伸ばした警官らに体を拘束される。男はチャーリーめがけて発砲するが、チャーリーは弾を避け、男が拳銃を落とすと、それを拾おうとした大男の頭に金属扉をぶつけてKOし、殴り合いで負かした覚醒剤の男も同様にしてKOする。拳銃を警官に渡し、牢から彼らを解放したチャーリーは、刑事から握手を求められる。
“その頃、街頭では失業者が騒いでいた”。騒ぐ群衆。港で木っ端を娘と妹らが拾っていると、発砲音がする。逃げ出す群衆と追う警官たち。路上に残された男の死体。娘は妹たちに木っ端を渡して、家に帰るように言い、現場に駆けつけると、死体は父のものだった。周りに集まった男たちを見回し、涙する娘。“行政の手が孤児たちを保護する”。役人たちと警官と泣く2人の妹を抱く娘。役人「連れて行き給え」。2人の妹は警官に連れていかれるが、娘は隙を見て逃げだす。戻ってきた警官「もう1人の娘は?」。
“居心地のいい監房で幸せにひたって”。「ストライキと暴動、各地に」の新聞をベッドで寝ながら読み、首を振るチャーリー。鳥のさえずり。所長室のラジオ「脱獄を防いだ囚人、その功績が認められ、本日出獄を許されます」。所長は電話し、「7号を連れて来い」。所長室に入り、長椅子に座るチャーリー。“牧師夫妻が毎月の慰問に訪れる”。チャーリー、所長から夫妻を紹介される。所長は牧師と房の方へ行き、牧師の妻はチャーリーが座る長椅子に座る。妻が紅茶を飲むと、お腹がジュルジュルと鳴り、妻が連れてきた犬が吠える。チャーリーが飲むと、やはり腹が鳴り、犬が吠える。ラジオをつけると「胃の悪い方はお忘れなく」と言うので、すぐ消す。チャーリーは雑誌を読み始めるが、また腹が鳴りだし、妻は薬を飲むのに水をコップに噴射し、チャーリーはその音に驚く。やがて牧師と所長が戻り、牧師夫妻は帰っていく。所長「君は自由の身になった」。驚くチャーリー。「もう少しいられませんか? ここにいると幸せです」。所長は笑って相手にせず、「この手紙で仕事をもらえる。頑張りなさい」と言う。造船所。「この手紙の所持者は正直で信頼できます。仕事をお与え下さると幸いです」の手紙。チャーリーは雇われ、「こんなクサビを探して来い」と言われる。船を支えているクサビを木づちで外して手に取ると、未完成の船が海に向かって進水していく。あっけに取られる労働者たち。“刑務所に戻る決心をして”。帽子を被り、上着を着て、造船所を去るチャーリー。
“1人ぼっちで、飢えて”。ボロボロの黒いワンピース姿の娘は、ショーウィンドウのパンを眺めていると、トラックが到着する。運転手がパンを店に運び入れる隙に、パンを盗んで逃げるが、チャーリーと正面衝突して倒れる。パンを盗むのを目撃していた女性に教えられて、運転手が娘を捕まえようとすると、娘は許しを請い、そこへ警官が現れる。運転手「この娘がパンを盗んだんです」。パンを持っていたチャーリーは「この娘じゃない。私です」と言い、警官に連れていかれ、別れ際に娘に帽子を脱いで笑顔で挨拶する。不思議そうな顔をする娘。目撃者の女性は運転手に「この娘よ。あの男じゃないわ」と言い、警官とチャーリーに追いつき、警官はチャーリーを解放して、娘を追う。チャーリーは目の前の店に入り、2人分の食事をし、窓の外を通りかかった警官を呼び止め、自分の食事代を払うように言って逮捕される。レジ係の娘に挨拶するチャーリー。緊急電話を警官がしている間に、隣のタバコ屋で葉巻を買い、子供たちにお菓子を配るチャーリー。電話を終えた警官にまた代金を払うようにチャーリーが言うと、警官は火のついた葉巻を店に返し、不平を言う店員にチャーリーはまた挨拶する。護送車に入れられるチャーリー。(また明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
“持ち込まれた『覚醒剤』の捜査”。チャーリーの右隣の囚人は刑事に気づき、塩の瓶に覚醒剤を入れるが、刑事たちに連行される。チャーリーはスープとパンに塩をドバドバかけて食べると、ヒックと言って目を剥く。左隣の男からパンを奪い、自分の前に置くチャーリー。威嚇する男の顔に、スプーンでスープを飛ばす。塩を背後や自分のシャツの中にかける。笛の音で囚人たちは一斉に立ち上がり、左向きになり、前進していくが、チャーリーは一回転しがら列についていき、房に入る時には、逆の方向に歩いてしまい、正気に戻った時には房には鍵がかかり、戻れなくなっている。そこへ覚醒剤の男と2人の男が拳銃を持ち、警官と刑事をホールドアップさせて、現れる。彼らは警官と刑事を房に入れて鍵をかけるが、チャーリーは拳銃を持つ男を突き飛ばし、男は房から手を伸ばした警官らに体を拘束される。男はチャーリーめがけて発砲するが、チャーリーは弾を避け、男が拳銃を落とすと、それを拾おうとした大男の頭に金属扉をぶつけてKOし、殴り合いで負かした覚醒剤の男も同様にしてKOする。拳銃を警官に渡し、牢から彼らを解放したチャーリーは、刑事から握手を求められる。
“その頃、街頭では失業者が騒いでいた”。騒ぐ群衆。港で木っ端を娘と妹らが拾っていると、発砲音がする。逃げ出す群衆と追う警官たち。路上に残された男の死体。娘は妹たちに木っ端を渡して、家に帰るように言い、現場に駆けつけると、死体は父のものだった。周りに集まった男たちを見回し、涙する娘。“行政の手が孤児たちを保護する”。役人たちと警官と泣く2人の妹を抱く娘。役人「連れて行き給え」。2人の妹は警官に連れていかれるが、娘は隙を見て逃げだす。戻ってきた警官「もう1人の娘は?」。
“居心地のいい監房で幸せにひたって”。「ストライキと暴動、各地に」の新聞をベッドで寝ながら読み、首を振るチャーリー。鳥のさえずり。所長室のラジオ「脱獄を防いだ囚人、その功績が認められ、本日出獄を許されます」。所長は電話し、「7号を連れて来い」。所長室に入り、長椅子に座るチャーリー。“牧師夫妻が毎月の慰問に訪れる”。チャーリー、所長から夫妻を紹介される。所長は牧師と房の方へ行き、牧師の妻はチャーリーが座る長椅子に座る。妻が紅茶を飲むと、お腹がジュルジュルと鳴り、妻が連れてきた犬が吠える。チャーリーが飲むと、やはり腹が鳴り、犬が吠える。ラジオをつけると「胃の悪い方はお忘れなく」と言うので、すぐ消す。チャーリーは雑誌を読み始めるが、また腹が鳴りだし、妻は薬を飲むのに水をコップに噴射し、チャーリーはその音に驚く。やがて牧師と所長が戻り、牧師夫妻は帰っていく。所長「君は自由の身になった」。驚くチャーリー。「もう少しいられませんか? ここにいると幸せです」。所長は笑って相手にせず、「この手紙で仕事をもらえる。頑張りなさい」と言う。造船所。「この手紙の所持者は正直で信頼できます。仕事をお与え下さると幸いです」の手紙。チャーリーは雇われ、「こんなクサビを探して来い」と言われる。船を支えているクサビを木づちで外して手に取ると、未完成の船が海に向かって進水していく。あっけに取られる労働者たち。“刑務所に戻る決心をして”。帽子を被り、上着を着て、造船所を去るチャーリー。
“1人ぼっちで、飢えて”。ボロボロの黒いワンピース姿の娘は、ショーウィンドウのパンを眺めていると、トラックが到着する。運転手がパンを店に運び入れる隙に、パンを盗んで逃げるが、チャーリーと正面衝突して倒れる。パンを盗むのを目撃していた女性に教えられて、運転手が娘を捕まえようとすると、娘は許しを請い、そこへ警官が現れる。運転手「この娘がパンを盗んだんです」。パンを持っていたチャーリーは「この娘じゃない。私です」と言い、警官に連れていかれ、別れ際に娘に帽子を脱いで笑顔で挨拶する。不思議そうな顔をする娘。目撃者の女性は運転手に「この娘よ。あの男じゃないわ」と言い、警官とチャーリーに追いつき、警官はチャーリーを解放して、娘を追う。チャーリーは目の前の店に入り、2人分の食事をし、窓の外を通りかかった警官を呼び止め、自分の食事代を払うように言って逮捕される。レジ係の娘に挨拶するチャーリー。緊急電話を警官がしている間に、隣のタバコ屋で葉巻を買い、子供たちにお菓子を配るチャーリー。電話を終えた警官にまた代金を払うようにチャーリーが言うと、警官は火のついた葉巻を店に返し、不平を言う店員にチャーリーはまた挨拶する。護送車に入れられるチャーリー。(また明日へ続きます‥‥)
→「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)