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米軍基地はいらない

2008-02-14 | 市民のくらしのなかで

 

   沖縄 怒りの議会決議

 

 

米兵少女暴行 関係自治体で次々


 沖縄県北谷(ちゃたん)町で起きた、米海兵隊員の女子中学生暴行事件をうけて、沖縄市議会と北谷町議会が十三日、那覇市議会が十二日に相次いで臨時議会を開き、米軍関係機関や政府に対する抗議決議や意見書を全会一致で可決しました。沖縄、北谷両議会は可決後に、在沖縄米国領事館や沖縄防衛局などを回り、被害者への謝罪や完全な補償、米軍構成員等の教育の徹底、責任の所在を明らかにすることなどを求めた抗議決議や意見書を手渡しました。

 沖縄市議会の抗議決議は事件に対して「女性の人権を蹂躙(じゅうりん)する極めて悪質な犯罪であり、被害を受けた少女・家族の心中を察すると激しい怒りを覚え、断じて許すことができない」としました。

 両議会とも、市や町で起きた米軍関係者の女性暴行事件について指摘。北谷町議会の意見書は「事あるごとに米軍当局や関係機関に対し、綱紀粛正及び再発防止を要求してきたが、またしてもこのような痛ましい事件が発生したことは、決して許すことのできない重大事件であり、強い憤りを覚える」としています。

 臨時議会後、沖縄市議会の喜友名朝清議長らはキャンプ・コートニーなどに抗議、要請を行いました。

県議会特別委も決議

 沖縄県議会は十三日、米軍基地関係特別委員会を開催し、十日夜に発生した「在沖米海兵隊員による少女暴行事件に関する抗議決議」を可決しました。決議は「米軍基地の一層の整理縮小を図るとともに、海兵隊を含む米軍兵力の削減を推進すること」を要求しています。十四日の本会議で可決する見通しです。


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