福島刑務支所:4000万円横領…元副看守長を書類送検
2010年10月8日 21時29分
女性受刑者を収容する福島刑務支所(福島市南沢又)で、受刑者の所持金である「領置金」計4000万円を5年間にわたり横領したとして、福島刑務所(同)は8日、男性の元副看守長(41)を業務上横領の疑いで福島地検に書類送検した。元副看守長は、横領発覚後の7月に山形県で遺体で発見され、自殺したとみられる。
容疑は、同支所庶務係長として事実上1人で経理を担当していた05年12月27日~10年3月2日、30回以上にわたり小切手の額面を水増しするなどして領置金を銀行から払い戻し着服したとしている。
同刑務所などによると、異動後の6月末、後任の職員が領置金の残高が合わないことに気付いた。同支所に7月1日、元副看守長から「金は競馬に使った」と記されたはがきが届き、同4日に山形県警米沢署から遺体発見の連絡があった。同刑務所の佐藤洋所長は「二度とこのようなことがないようチェック体制を構築したい」と話した。
【金寿英】毎日JP
2010年10月8日 21時29分
女性受刑者を収容する福島刑務支所(福島市南沢又)で、受刑者の所持金である「領置金」計4000万円を5年間にわたり横領したとして、福島刑務所(同)は8日、男性の元副看守長(41)を業務上横領の疑いで福島地検に書類送検した。元副看守長は、横領発覚後の7月に山形県で遺体で発見され、自殺したとみられる。
容疑は、同支所庶務係長として事実上1人で経理を担当していた05年12月27日~10年3月2日、30回以上にわたり小切手の額面を水増しするなどして領置金を銀行から払い戻し着服したとしている。
同刑務所などによると、異動後の6月末、後任の職員が領置金の残高が合わないことに気付いた。同支所に7月1日、元副看守長から「金は競馬に使った」と記されたはがきが届き、同4日に山形県警米沢署から遺体発見の連絡があった。同刑務所の佐藤洋所長は「二度とこのようなことがないようチェック体制を構築したい」と話した。
【金寿英】毎日JP