中学新制服 児童が投票、向日・西ノ岡中 来春入学生
眺めたり、触れたりして思案の末、好みのデザインの制服に投票する児童たち(向日市物集女町・第2向陽小)
眺めたり、触れたりして思案の末、好みのデザインの制服に投票する児童たち(向日市物集女町・第2向陽小)
京都府向日市物集女町の西ノ岡中は、来年春からあらためる制服のデザインを校区内三つの小学校の6年生児童と保護者に投票で決めてもらうことにし、このほど受け付けを始めた。府教育委員会によると、まだ学籍を持たない児童やその保護者の投票で制服を決める取り組みは「府内の公立中学では聞いたことがない」という。
同中では、1975年の開校以来、男子は詰め襟、女子はスーツ型の制服だったが、今回、デザインをあらため、新1年生から着用することになった。
制服は学校内で決定するのが慣例だが、同中は職員、PTA、また、生徒会の意見を聞き、「入学前の児童の意思も尊重し、選定に参加する機会を」との考えで一致。保護者も含めた投票で決めることにし、市教委の了解も得た。
候補として、上着は男女各2種類のブレザー、男子用ズボンは5種類、女子用スカートは6種類を用意した。
同じ町内の第2向陽小で最初の投票が始まり、児童たちは職員室前に並んだ制服を眺め、袖の中に手を入れるなどして、気に入った制服の番号に「○」を付けた紙を、投票箱に入れていた。一票を投じた城戸菜々美さんは「いろんな柄があってかわいかった。結果が楽しみ」と話した。
西ノ岡中の盛永俊弘校長は「自分が投票に参加して決まった制服ということで、きっと愛着を持ってもらえる。ひいては、学校への愛着にもつながると、期待したい」と語る。
投票は、第2向陽小のほか、第6向陽小、第4向陽小の順に行い10月半ばに結果が決まる。
眺めたり、触れたりして思案の末、好みのデザインの制服に投票する児童たち(向日市物集女町・第2向陽小)
眺めたり、触れたりして思案の末、好みのデザインの制服に投票する児童たち(向日市物集女町・第2向陽小)
京都府向日市物集女町の西ノ岡中は、来年春からあらためる制服のデザインを校区内三つの小学校の6年生児童と保護者に投票で決めてもらうことにし、このほど受け付けを始めた。府教育委員会によると、まだ学籍を持たない児童やその保護者の投票で制服を決める取り組みは「府内の公立中学では聞いたことがない」という。
同中では、1975年の開校以来、男子は詰め襟、女子はスーツ型の制服だったが、今回、デザインをあらため、新1年生から着用することになった。
制服は学校内で決定するのが慣例だが、同中は職員、PTA、また、生徒会の意見を聞き、「入学前の児童の意思も尊重し、選定に参加する機会を」との考えで一致。保護者も含めた投票で決めることにし、市教委の了解も得た。
候補として、上着は男女各2種類のブレザー、男子用ズボンは5種類、女子用スカートは6種類を用意した。
同じ町内の第2向陽小で最初の投票が始まり、児童たちは職員室前に並んだ制服を眺め、袖の中に手を入れるなどして、気に入った制服の番号に「○」を付けた紙を、投票箱に入れていた。一票を投じた城戸菜々美さんは「いろんな柄があってかわいかった。結果が楽しみ」と話した。
西ノ岡中の盛永俊弘校長は「自分が投票に参加して決まった制服ということで、きっと愛着を持ってもらえる。ひいては、学校への愛着にもつながると、期待したい」と語る。
投票は、第2向陽小のほか、第6向陽小、第4向陽小の順に行い10月半ばに結果が決まる。