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青年がのびのび出来ない日本、このままでは未来がない!

2010-11-26 | 市民のくらしのなかで

2010年11月26日(金)「しんぶん赤旗」

きょうの潮流


朝鮮半島にたちこめる不穏な空気が、一日も早く吹き払われるよう、願うばかりです。

しかし、きょうはきな臭い話ではなく、韓国・ソウルの私立高生 の一日から

▼1年生で補習授業があります。朝7時からと午後4時からの1時間ずつと、夕食後の夜9時ま

で。さらに、「自律」とよぶ自習時間が強制される形 で加わります。11時まで。終わると、次は

塾へ…

▼韓国人記者の黄慈恵(ファンチャヘ)さんが、『いつでも元気』(編集・全日本民医連)の12月

号に紹介 しています。「三当四落」(3時間寝れば受験に合格、4時間寝れば不合格)の標語

がついてまわるそうです

▼勢い、家計の教育費はふくらみ、格差も大きい。 塾など「私教育費」の場合、所得の最上位1

割の層は、最下位1割の層より8倍のお金をかけています。「毎年上がる大学教育費も、ふつう

の労働者の賃金では まかなうのが厳しい水準」と、黄さん

▼教育費の重さや格差は、隣の国の話とすませられません。わが国で、教育ローンを利用し小

学生以上の子どもを持つ家庭 の教育費は、本年度に年収の38%に(日本政策金融公庫調

べ)。年収200万以上400万未満の世帯は57%。800万以上世帯の27%の2倍超です

▼高 校入学から大学卒業までの費用は、1人あたり約1060万円。うーん。加えて、これほど

お金をかけて大学に進み、来年に卒業予定の学生の就職内定率が 57・6%(10月1日現在)

という現実。大企業の力が強い国とはいえ、あまりにも子どもと若者を粗末にしています。

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