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古川さんは11月下旬まで約5カ月半滞在・・長いですね

2011-06-08 | 市民のくらしのなかで

古川宇宙飛行士:ソユーズ打ち上げ成功

2011年6月8日 5時24分 更新:6月8日 11時48分

打ち上げに成功したソユーズ=カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で2011年6月8日、AP
打ち上げに成功したソユーズ=カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で2011年6月8日、AP
宇宙服に着替えて笑顔を見せる古川宇宙飛行士(右)。左はボルコフ飛行士=カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で2011年6月7日午後10時半ごろ、大前仁撮影
宇宙服に着替えて笑顔を見せる古川宇宙飛行士(右)。左はボルコフ飛行士=カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で2011年6月7日午後10時半ごろ、大前仁撮影

 【バイコヌール宇宙基地(カザフスタン)大前仁】古川聡宇宙飛行士(47)が搭乗するロシアの宇宙船「ソユーズTMA02M」は8日午前2時12 分(日本時間同日午前5時12分)、バイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられた。約9分後、高度約200キロの予定 軌道に乗り、打ち上げは成功した。

 古川さんは99年に宇宙飛行士候補に選ばれてから12年4カ月待ち、初飛行をかなえた。待機期間は日本人飛行士では最長。47歳での初飛行は、日 本人宇宙飛行士では最年長だ。日本人のソユーズ搭乗は、90年、TBS記者だった秋山豊寛さん(68)、09年末から半年間ISSに長期滞在した野口聡一 飛行士(46)に続き3人目。

 ソユーズには古川さんのほか、ロシア人のセルゲイ・ボルコフ船長(38)と米国人のマイケル・フォッサム飛行士(53)が乗り組んでいる。古川さんは船長補佐の役割も担う。

 数日間続いた強風が打ち上げ直前には収まり、ソユーズロケットは星空に突き刺さるように飛び立った。少し遅れてごう音が、1キロ近く離れた取材場 所まで地響きのように伝わってくる。約90秒後、第1段ロケット分離。オレンジ色の炎がくっきりと見える。5分近くたって第2段ロケット分離が伝えられる と、居合わせた人々から拍手が起こった。

 ソユーズは日本時間10日早朝、ISSにドッキングする。古川さんは11月下旬まで約5カ月半滞在し、日本実験棟「きぼう」の維持管理のほか、抗 がん効果が期待される物質の結晶実験などを担当する。医師として、無重力空間を活用した宇宙医学研究にも取り組む。日本人飛行士のISS長期滞在は、09 年の若田光一さん(47)、09~10年の野口さんに続き3人目。

 これまで多くの飛行士を宇宙へ運んだ米スペースシャトルは、7月の最終飛行で引退が決まっており、人間を宇宙へ送る手段は当面、ソユーズだけになる。

 ★古川聡さん(ふるかわ・さとし) 64年横浜市生まれ。89年、東京大学医学部卒業。同年から東大病院外科で医師として勤務。99年、星出彰彦 さん(42)、角野(現・山崎)直子さん(40)らとともに、宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士候補に選ばれた。00年、医学博士号 を取得。08年、国際宇宙ステーションの長期滞在クルーに選ばれる。趣味は野球、ソフトボール。

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なんと言うことをするのか! 義捐金の趣旨をよく考えろ!

2011-06-08 | 市民のくらしのなかで

義援金理由に生活保護打ち切り

収入扱いしないで

福島・南相馬


 東日本大震災で大地震と大津波で被害にあい、さらに東京電力福島第1原発事故で警戒区域、緊急時避難準備区域、計画的避難区域、該当ない区域と四 つの区域となっている福島県南相馬市。義援金や東京電力からの賠償金仮払いなどを受け取ったことを理由に生活保護の打ち切りや停止が相次いでいます。


政府答弁とも食い違い

 日本共産党の荒木ちえこ南相馬市議には5件の相談が寄せられており10日に南相馬市と交渉することにしています。

 同市の夫妻は、義援金が収入とみなされて5月27日に生活保護を打ち切られました。

 「生活保護を打ち切られると医療費などがかかり義援金を返還しても保護は打ち切らないでほしい」と訴えています。

 夫(70)は、心筋梗塞の持病があります。「胆のうを切除する手術もしています。月に1回の通院と投薬が必要で生活保護は命綱。6月3日に入る予 定だった保護費が入らず困っています」といいます。「東電の補償金はあくまで仮払い。当てにはならないお金。返納してでも生活保護を継続してほしい」とい います。妻(68)も大腸がんの手術をして内科に通院しています。「不安で眠れません」と一方的な打ち切りの通知に苦しんでいます。

 日本共産党の赤嶺政賢議員は4月13日の衆院厚生労働委員会で義援金を生活保護の収入として認定しないように求めました。細川律夫厚労相は「被災者は必要なものを用意する自立更生に義援金を当然使うだろう。収入にはならないと処理されていくと思う」と答弁していました。

 全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は5月20日に厚生労働省と交渉し「見舞金や支援金は震災による精神的苦痛を緩和し慰労する趣旨が大きい ので収入認定をしないでほしい」と要求。担当者は「見舞金や支援金など自立更生のための費用については収入認定をしない」と回答しています。

 荒木ちえこ市議は「市のやり方は一方的な決定を押し付けていて被災した市民に寄り添う姿勢がありません。国会での厚労相の答弁とも違っておりおかしい。是正させたい」と話しています。 (菅野尚夫)

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広がる民主化の風が・・・・ペルーにも!

2011-06-08 | 世界の変化はすすむ

ウマラ氏勝利宣言 成長、生活改善に

南米ペルー 左派に支持


写真

(写真)5月2日広場でオジャンタ・ウマラ氏の勝利を喜ぶ支持者=5日、リマ(菅原啓撮影)

 【リマ=菅原啓】南米ペルーで5日実施された大統領選決選投票は、6日も開票作業が続き、中央選管の公式集計(開票率87%)によると、オジャンタ・ウマラ候補の得票率は、50・9%、右派のケイコ・フジモリ候補は49・1%となっています。

 民間会社の出口調査や選挙監視団体の独自集計にもとづく最終結果予想はいずれも、ウマラ候補が3~5ポイントの差で優位とのべています。

 公式集計は、首都リマなどフジモリ候補の支持が強い地域が先行して進んでいます。このため、今後、地方部の集計が進めば、ウマラ氏との差は開いていくとみられます。

 ウマラ候補は首都リマ市内の広場で、「何百万人の国民の活動の結果、大統領府にたどり着くことになった」と勝利宣言。経済成長の成果を国民生活の 改善のために活用する具体的な政策を改めて列挙しつつ、「私は公約を達成するまで休みなく働く」と語り、数万人の支持者から盛んな拍手と歓声を浴びまし た。

 テレビで出口調査の結果を見て集会に駆け付けた女子学生ミリアム・マイスさん(23)は、「教育予算を増やすというウマラの主張に共感して投票し た。経済成長を目指すだけでなく、国民すべてが人間として尊重され、成長できる国にしてほしい」と新政権への期待を語っていました。

 フジモリ候補は、まだ敗北を認めていません。


解説

新自由主義拒んだ有権者

 ペルー大統領選の決選投票で左派のウマラ候補が勝利を確実にしたことは、なによりもまず、多くの国民が、大企業の利益を優先し、民営化や労働法制 の改悪を進めてきた新自由主義政策の継続を拒否した結果です。また旧フジモリ政権の人権抑圧や汚職の復活を拒否する人が多くいることも示しました。

 ペルーでは、1990年代のフジモリ政権が強権的なやり方で新自由主義政策を導入。経済成長率は、8・8%(2010年)と中南米諸国でも群を抜 いていますが、その恩恵を受けているのはごく一部の富裕層。「保健、教育の分野の指標は中南米でも平均以下という状況」(ウマラ陣営の幹部)が続き、今も 国民の3分の1は貧困状態といいます。

 こうした中で、「国民生活の改善が伴わない経済成長は意味がない」「国民すべてに経済成長の恩恵がとどく経済モデルを」と語るウマラ氏の訴えは、多くの有権者の心をつかんだといえます。

 フジモリ候補も、貧富の格差の問題を重視して、極貧層への支援金支給などを公約。父親のフジモリ政権時代と同じような、貧困地域での学校建設や食 料支給も強調し、貧困層の一部には歓迎されました。しかし、多くの国民には、新自由主義政策の基本は変えないというフジモリ氏の主張は魅力的には映りませ んでした。

 富裕層や財界は、決選投票で一致してフジモリ氏を支援。その一方で、ウマラ氏が勝てば「経済成長が止まって、生活も悪化する」など、ウマラ氏への 攻撃を強めました。投票日直前には、ウマラ氏の顔写真入りで、「私たちは外国製品の輸入に反対。国境を閉鎖します」などと書いた出どころ不明の謀略ビラも 出回りました。しかし、こうした不安や恐怖をあおる作戦も、実体験を通じて経済モデルの「変化」を願っていた国民には決定的な動揺を与えることはできませ んでした。

 ウマラ氏が大統領選で勝利したとしても、国会議席では、少数与党という困難も抱えています。公約実現のため、ウマラ氏と与党勢力の真価が問われるのはまさにこれからです。(リマ=菅原啓)


 ペルー 1821年にスペインから独立。人口約2950万人。先住民が45%、先住民と白人との混血が37%を占めます。面積は約129万平方キロ(日本の約3・4倍)。

ペルー大統領にウマラ氏

新自由主義転換訴え 左派政権誕生へ


写真

(写真)オジャンタ・ウマラ氏の勝利を喜ぶ支持者=5日、リマ(菅原啓撮影)

 【リマ=菅原啓】南米のペルーで5日実施された大統領選挙決選投票で、左派のオジャンタ・ウマラ候補が右派のケイコ・フジモリ候補にリードし、当選を確実にしました。同国で選挙を通じて左派政権が誕生するのは初めてです。

 選挙戦では両候補がともに貧困層対策の強化を訴えたものの、ウマラ候補は新自由主義の転換と自主的外交の推進を主張。対してフジモリ候補は新自由主義路線の基本を堅持する姿勢を明確にしました。

 フジモリ候補は、汚職と人権抑圧の罪で25年の禁錮刑を受け服役中のアルベルト・フジモリ元大統領の娘。有権者の間に旧フジモリ政権の復活を懸念 する根強い声があったことや、これに反して「国民すべてに経済成長の恩恵を」との訴えに共感が広がったことが、ウマラ候補の勝利につながったとみられま す。 

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