済州《当確》あと一歩…電話投票在日の追い込みに期待
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東京・大阪で初の海外公演を行った耽羅文化祭 |
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タッチスクリーンで済州島に投票した李明博大統領 |
「世界7大自然景観」選定締め切り2カ月切る
世界7大自然景観を決めるイベントの投票締切(11月10日)まで2カ月を切った。済州島・新世界7不思議自然版選定日本地域推進委員会の呉賛益委員長 は、在日同胞はもちろん、日本人にも電話投票を呼びかけるなど、最後の追い込みに奔走している。結果は、締切翌日の11月11日に発表される。
スイスの非営利財団ニューセブンワンダーズ基金が選定する世界で最も美しい7大自然景観の最終候補に残ったのは、済州島をはじめ、ベトナムのハロン湾、エクアドルのガラパゴス、米国のグランドキャニオンなど28カ所。このうち7カ所が最終的に選ばれる。
世界遺産などに登録されたところばかりで、いずれも甲乙つけがたく、激烈な競争が続いている。
済州島の場合、主催者が挙げた島・滝・火山など8項目の自然要素をすべてそろえた唯一の候補地であるばかりでなく、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保護地域と世界自然遺産、世界ジオパークの3冠に、世界で唯一認定されている点、評価が高い。
日本地域担当の呉委員長は、全国の民団で開催された第66回光復節行事をはじめ、50回記念で初めて海外(東京・大阪)で開かれた耽羅文化祭などさまざま なイベント会場で電話投票を実施してきた。FM世田谷放送など地域のマスコミにも出演し、日本人にも協力を呼びかけた。
今月下旬に韓国で実施される婦人会(余玉善会長)本国研修会では、女優で広報名誉大使団長の高斗心さんとともに全国の婦人会会員に投票を依頼する。呉委員長は「民団および各傘下団体の底力を示すチャンスだ」と強調する。
韓国でも官民をあげて電話投票を呼びかけている。7日に光州で開催された「地域発展週間行事」に出席した李明博大統領は済州道広報館を訪ね、タッチスク リーンを通じて投票に参加した。李大統領の「済州は何番目ぐらい」との質問に、済州道の禹瑾敏知事は「現在、5、6位あたり」と予想した。
済州観光公社によると、今年、済州道を訪れた外国人観光客は8月末現在、前年比16%増の約58万人で、7月の12万人超は月間新記録となった。7大自然景観の候補地にノミネートされたことによる観光客誘致効果のあらわれと見られている。
呉委員長は「広報活動を通じて済州の魅力を多くの人に語ってきた。ぎりぎりの競争が予想されるので、最後の追い込みに向けて全力を尽くしたい。電話は何度 でも可能なので、協力をお願いしたい。成功すれば、世界的な観光地として位置づけられるため、韓国の新しい観光文化を誕生させることになる」と期待感を込 めた。
問い合わせは、済州・新世界7不思議自然版選定日本地域推進委員会(℡03・3834・0491)。
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電話投票方法
①国際電話番号(010など)+44+75+890+012+90 をダイアル
②英語の案内終了後に「ピー」の音が聞こえたら、済州コード「7715」を入力
(2011.9.14 民団新聞)