高校無償化、京都で街頭宣伝/
「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋」が主催
高校無償化裁判の広島判決(7月19日、広島地裁)と大阪判決(7月28日、大阪地裁)を受け、「朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(こっぽんおり)」の主催で、7月31日(京都タワー前)と8月5日(三条京阪駅前)の二度にわたり、街頭宣伝を行った。

京都から世界へアピールする貴重な経験を得た
街頭宣伝には、「こっぽんおり」のメンバーのほか、朝青京都、留学同京都、京都朝高生、朝大生、朝鮮学校教員、学父母など約100人が参加した。
参加者たちは、リレートークやビラの配布、シュプレヒコールなどをあげながら、高校無償化制度からの朝鮮学校除外は違法であるとした大阪判決を広く周知し、朝鮮高級学校への高校無償化適用を求めて、アピール活動を行った。
大阪判決報道の影響からか、街頭宣伝の最中、応援の言葉やカンパが多数寄せられた。
また、8月5日の街頭宣伝では、外国人観光客が多い京都という地域の特色に合わせ、4カ国語(日本語・朝鮮語・英語・中国語)でビラを作成し配布したところ、複数の外国人が関心を示し説明を求めてくるなど多くの反響があり、京都から世界へアピールする貴重な経験を得ることができた。
参加者らは、各地で行われている高校無償化裁判ですべて勝利し、高校無償化制度が朝鮮学校に適用される日まで、世論喚起のための活動を続けていく決意を新たにした。
【朝青京都】