2023年6月27日(火)
性的少数者 権利や差別解消訴え
小樽でパレード 北海道
「LGBTQ+(プラス)」などの性的少数者の権利や差別解消を訴える「第4回小樽プライド」(同実行委員会主催)が25日、北海道小樽市で開かれました。
日差しが強い快晴の下、レインボーフラッグや虹色のマスク、バッジを身に着けた参加者200人が軽快な音楽に合わせて「ハッピープライド」とコールし、約1時間、元気よく市内をパレード。「憲法はみんなの平等を保障してるで」「LGBTQ+が生活している現実を知って」と思い思いのプラカードを掲げる参加者らに、観光客や店員が店から出てきて注目が集まりました。ベンチで休んでいた高齢の女性もリズムに合わせて思わず拍手。「頑張って」と声援を送りました。
「何のお祭り」と尋ねた高齢男性。「LGBT、同性愛者などの権利を訴えています」との答えに「聞いたことある。そうか」と言い、しばらくパレードを見守っていました。札幌市から参加した青年(21)は「札幌市のパレードには2回参加し、小樽は初めてです。観光客の反応もすごくて、とても楽しかった」と笑顔でした。
パレードに先立ち開かれた集会では、迫俊哉市長があいさつし、日本共産党から丸山はるみ道議、高野さくら市議、菊地葉子元道議が参加しました。