中国鉄路昆明局集団有限公司によると、12月10日の時点で、中国の雲南省開遠市とベトナムのハイフォン市を結ぶ国際定期貨物列車「中央アジア班列」の運行数が4260本を超え、輸送された貨物は累計で168万トン以上に達した。
「中央アジア班列」はレール幅1メートルの「狭軌」が採用された中国・ベトナム国際鉄道を走り、雲南省の開遠市から出発して、同省の山腰駅の通関地を通過して、ベトナム・ラオカイ省の通関地へと繋がって、ハイフォン市へ向かう。同列車を活用し、安定した貨物輸送を実現している。
今年以来、鉄道輸送市場が回復し、「中央アジア班列」の運行数と輸送量も次第に増加し続けてきた。その運行数は1日当たり2-4本で、中国と東南アジア諸国連合(アセアン)加盟各国との間の各種物資流通と集散を効果的に保障し、経済発展に強力な原動力を注入してきた。上半期(1-6月)、雲南省の通関地の通関も安定して回復し、通関効率が向上し続け、貨物の輸出入量と輸出入額が前年同期比でそれぞれ51.3%増と21.8%増に達した。このように対外経済・貿易協力は拡大し続けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月12日