2024年3月30日(土)
万博会場でガス爆発
大阪 工事中、火花が引火
2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は29日、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)の会場建設現場で工事中に出た火花が可燃性ガスに引火し、床が破損する事故が28日午前に発生したと発表しました。けが人はなかったとしています。
事故が起きたのは会場予定地の北西にある「グリーンワールド(GW)工区」の野外イベント広場横、東側のトイレ1階で、溶接作業中に発生した火花が配管ピット内にたまった可燃性ガスに引火したことにより爆発。1階床が破損したとしています。
協会は、同工区での火花が発生する作業はいったん停止し、消防局による現場検証を踏まえ、可燃性ガスがたまらないように再発防止策を徹底したうえで作業を再開するとしています。
協会は、会場予定地ではGW工区のみ一部管理型の廃棄物処分場となっており、可燃性ガスが発生しているとしています。同工区にはシャトルバス駐車場などが設けられます。