どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

春の夜

2006年04月21日 | 日記
父の家も 母の家も 日蓮宗だった

格別信心深いという事は無いと思うが 父は自分の母親が亡くなると お経を覚え始めた

身延山の久遠寺にも何度か足を運んだ

家族で旅行したこともあるし 父と二人で行ったこともある

姉ともジャズを聞かせる旅館に行く途中で立ち寄った

両親はその寺で 白い絹の衣に経を書いてもらい それを旅立ちの時の衣装として用意していた

母が亡くなった時 勿論 それをかけた

父にも当然 そうするように頼まれた

いざ納棺となってそれを広げたら あれ~短い

思い出した!

母の時にかけたそれは やけに長かった

寸法が違うって事 父は気が付かなかったんだな~

きっと同じものだと思ったんだね

姉と苦笑 そそっかしい父だから やっちゃったね~と

葬儀屋さんも でも ご夫婦だもの いいじゃないのと

父の物を母がかけ 母の物を父がかける

それもまた シャレてるね

もうすぐ両親の結婚記念日

デートの時は父が待たされたというから 今度は母が待たされる番かも

縁の深かった二人だから きっと何処かで会えるだろうと そんな気がする春の夜である
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行って参ります

2006年04月21日 | 日記
今日から仕事復帰(社会復帰かもしれないが…)

全てを宝物に変えて また新たなる一日を

行って参ります

また夜に
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