どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~其の五

2006年11月12日 | 日記
宮古からの電車は数時間無い

都会生活の我々は こうした交通網には慣れていない

通勤時間帯なら 2分に一本は電車が来る

仕方なくバスで盛岡に戻ることにした

長い乗車時間を居眠りしたり時折目覚めたりしながら過ごす

盛岡市内に入ってぼんやり外を眺めていた時のことだ

ぎょっとする建物が目に入った

慌ててカメラのシャッターを切る

もう一度 通り過ぎるところを

あ~何だったのだろう 心惹かれる思い

それは夕刻の盛岡散策ではっきりと判ることになる

追記:今日中に旅行記と写真をUPするつもりだったが もうギブ・アップである

   写真は300枚近くに及ぶ超駄作の中から駄作の50枚ほどだろうか 選択してUPした

   だがコメントがまだ途中である故 非公開にしてある

   近日公開の予定だが後悔するかもしれない

   ご覧下さる方への忠告は 批判・中傷・笑い・嘲りは一切禁止

   どうか黙ってひっそりと見てください
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貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~其の四

2006年11月12日 | 日記
宿に戻って間もなく寝てしまった

なにせバスで一夜を明かした身

平らになって寝ることが こんなにも贅沢だとは思わなかった

明日は早く出発しようと決めていたので 4時過ぎに起きた

まずはお風呂

相棒はまだ寝ている

ホテルの自販機でカップ麺を買う

6時過ぎ 再び電車の旅 目指すは宮古

バスに乗り換え海岸まで行く

お~~これだよ!絶景かな

浄土ヶ浜とは さながら極楽浄土の如しと言った霊鏡和尚の言葉からだというが それはどうでも良い

薀蓄は二の次 見て おぉ~って思えばそれで十分

レストパークで食事をした後 物見遊山で遊覧船に乗ることにした

ところがお土産を物色していて時間が迫ってきた

走って乗船 ほとんど最後の客だった(恥ずかしい~)

デッキは既に人でイッパイ

それもそのはず 皆ウミネコにパンをあげるのが目的

私は勿論パンは買わずに ひたすらシャッターチャンスを狙った

これも後でUPする写真でご覧下さい

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貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~其の三

2006年11月12日 | 日記
ホテルに着いてからチョイと休んで 2番手のお勧めの店に行く

開店時間前で まさか此処も休日閉店じゃないだろうね~なんて思っていたら 5時きっかりに開いた

店主も店の前で待ち受ける私達にびっくりしたようだ

メニューにホヤがある

東京の人間はホヤなんてものは不味いものと叩き込まれる

だがこの旅行にあたって 現地のホヤは美味しいと聞かされていた

絶対に食べて来いと言われてきた

沼と川の産物には弱いが 海物ならどんと来いだ

美味しい!感激である!最初のホヤ経験がこれって…あって良いのだろうかと思うほどだ

う~~ん!此処まで来た甲斐があった~

メニューにはなんと味噌カツなんていうのがあって おかしいなと思ったら店主は名古屋出身だった

かみさんの実家が此処なので なんて惚気てくれる

私達が入って間もなく 女性を連れた男性が入ってきた

どうやら外食産業に関わっている人らしく リサーチしているようだ

暫くして私達と会話が始まった

ありきたりの会話だが 明日宮古に行くと言うとお勧めの店を教えてくれた

お腹もイッパイ さて宿に戻りますか
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貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~其のニ

2006年11月12日 | 日記
宮古で人が降りた

此処からは指定席も自由席になるというので展望車に馳せ参じた

一番前は取れなかったが 行く手を眺めながら走るのはさぞかし気持ちよかろうと席を取ってニンマリ

席があっという間に埋まって 後から来た人は残念そうに引き返す

ところがだ

走り出したら頭と思っていた車両がお尻になってしまった

だよね~考えれば判る事 向きを変えたんだもの

しかも この席は固定されていて回せない

後ろ向きに走るのは気分が悪いから 慌てて元の車両に戻る

何やってるんだか…

さ~此処からは海が見えると喜んでいたが 滅多に海なんか見えない

そりゃそうだ

入り組んだ海岸線に沿って線路を敷くなんて出来るわけが無い

これもすぐに判る事だ

だが 何となくそんなイメージだったのだ

時々見える海に歓声を上げながら またトンネルを通る

トンネルなんか無かった関東平野を思い出す

2時頃 久慈に着いた

駅弁なんてものも無いまま此処まで来たので 昼食をと思ったが店が無い

コンビニさえ無いのだ

そして歩く人にも出会わない

ホテルも旅館も沢山あるのに ゴーストタウンみたいだ

やっと見つけたモス・バーガーで食事(涙^^)

今日は此処に泊まることになるから 観光案内所でまずは宿探し

久慈第一ホテルが新しいしお勧めというので まずは予約

これで野宿はしなくて済む

ツインで全て込みで10,500円 安い!かな~

此処で小袖海岸を見るつもりだった

歩いて行ける距離ではないから 流石の私達もタクシーに乗る

ハンサムな若者が運転手だった

ひょっとしてロシアの血でも混じっているのかと思うような顔立ちだが のんびり話す

走り始めてすぐ 本部と連絡

なぬ? 小袖海岸への道路は通行止め?

今日は休日だし大丈夫でしょう なんて話していたら暫く走って無線連絡

いや 今日も通行止めです と

何それ~って気分

遠いところから来てくださったのに とあんちゃんも済まなそうで

どうしますかと言うので 展望台まで乗ることにした

途中で 凄い建物を発見(※あとでUPする写真にチラリと)

何も無いところに突然 驚くような建築物 なんでもコンサート・ホールだとか

上物が立派になるのは 此処でも同じなのかと思う

車を止めましょうかと言われたけれど そのまま走ってもらった

若い彼なので 此処からだったら遊びに行くのは何処 なんて訊いてみた

どうやら八戸が近くて大きな街みたいだ

展望台に到着して 彼はメーター倒してますからごゆっくりと

此処じゃなくても三陸の雰囲気は他にもありますけど なんて言う

其処で数枚の写真を撮った

時既に黄昏始め まさに釣瓶落とし

久慈まで戻ってもらうことにした

お勧めの食事処を訪ねた

実は観光案内所でも訊いていたのだが 結果は同じだった

一押しは確か この期間はダメだと言われたような気が

でも とりあえず其処まで乗ることにした

なんと…改装中…この連休にですぞ

あらら…タクシーの運ちゃんもつくづく我らの運の無さに同情してくれて

でも 2番手の店がある!

此処で下車してホテルに直行することにする
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貧乏旅行第2弾は 何故か盛岡へ~其の一

2006年11月12日 | 日記
駅で朝食をとったあと 列車を調べる為にJRの窓口へ行く

リアス線は宮古-久慈間を結ぶ北リアスと 釜石-盛間を走る南リアスがある

私達は冬の到来前の北を目指すことにした

丁度良い列車が9時台にある

盛岡から宮古までのJR区間が急行になる久慈まで直通の快速「リアス」である

名前が まんまですなぁ~

3両編成のうち一両は指定席だが 当然完売

そこで駅で並んで待つことにした

天気は上々だが風が冷たい

しかし空気は抜群に美味しい

2両の自由席のうち 一両にだけ沢山の人が並んでいる

それは乗ってみて判った

前後が展望車になっているのだ

下調べをしないで旅立つとこういう事になるのか なんていう後悔はしなかった

乗り込んで窓際にビールとおつまみを並べれば 旅気分も一層増すというもの

山田線は閉伊街道沿いを走る山越え列車であり 小さなトンネルをいくつも通る

急勾配では速度も落ちる

全線単線なので駅で数分間停車してすれ違う列車を見送ることもあった

駅を通過するたびに様々の説明をアナウンスしてくれるのも嬉しい

トンネルの前で停車したと思ったら なんと線路の落ち葉を掃除し始めたのには驚いた

横の狭い谷間を渓流が流れる

人里では木々がハリスツィードみたいな色合いに紅葉している

寒い冬に向かう人の心を暖める為にこういう色合いになるのだと思ったりする

子供のように車窓の風景に釘付けになったまま 列車は宮古まで走る 
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