どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

聴診器

2007年05月19日 | 日記
またまた零時ジャストの帰宅だ

当然の残業で 仲良し君が帰り際 こんな時 辞めようかなぁ~と思うよと ボソリ

私より若いくせに何を言う~

さっさと追い抜いて帰ってきたけど…

眠いし お腹はすいてるし(ほとんど本能だけになっている)

寒からず暑からずの気候だけが唯一の救いだ


聴診器セットが売れているらしい

この聴診器というもの なかなか馬鹿にしたものでは無いようだ

CTスキャンだのMRIだのがあるご時世だけどね

そうそう ついでに言うと お医者さんが背中をポンポンと叩くのも かなりのアナログだけど色々と判るらしい


昔 我が家にも聴診器があった

水銀柱の血圧計もだ(ついでに言うと尿検査で血糖値を測る試験紙も)

結核(俗に言うテーベー)の手術から生還した父は その後あれよあれよという間に太った(らしい)

それで購入したようだ

今で言うメタボリックだね

私の子供の頃の記憶では 父は既に太っていた

今では流行らないが ダブルのスーツが良く似合ってたっけ


聴診器で聞く心臓の鼓動は 生きているという事の何たるかを実感させる

ぐちゃぐちゃとメンドクサイ事は此処には一切無い

この聴診器が幾らで売られているのかは知らないが こんなアナログ製品に今 興味があるというのも実に面白い

全速力で走れば 自分の鼓動は感じるのにねぇ~(いつもそんな生活^^)


何をもって生きていると言うかは そう単純には答えられないのが人かもしれない

でも私は この単純さに答えを見つけるのもまた良しと思う

人の身体には熱い血が流れ 心臓は絶えず休まず送り出している

それは人に限らず 昔 小学校の前で売られていたヒヨコでも同じ

今だからこそ 聴診器が売れるのかもしれないな なんて…

昨今の世の中を見るにつけ そんな事を思った今日である

コメント
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