どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

雇われ労働者の苦労

2008年06月05日 | 日記
私が入社する数年前まで 社内旅行というものがあったそうだ

最後の時は参加者が少なく それで社長(現会長)が もうやめようと決めたらしい

聞けば当然

その旅行とは 休日返上だからだ

クライアントとの関係上 ウィークデーの休業は絶対に許されない

夏の休暇も 年末年始の休暇も それで決められているくらいだ


日頃 親しい人以上に長く顔を見合わせている仲間と 少ないプライベートの時間を裂いてまで

しかも 気を遣ってのことだから(仲間にではなく 社長にだ)

そんな疲れることは 社員全員がお断りなのは決まりきっている


それが 今年は復活させたいとの社長の話があって 皆 陰で文句タラタラ

私だって そんな暇があったら徘徊に出かけたいくらいだ

それでなくとも週末は家事に追われている

アゴアシさえ出してもらえれば なんていうけち臭い料簡の人間なんて そうは居ない

誰もが 自分の時間を大事にしているのだ(まして 残業の多い我が社なら尚のこと!)


日頃 飲み会の音頭を取らされている新人君に白羽の矢がブスっと突き刺さり…

彼は思い切って 社員の気持ちを代弁したようだ

社員旅行は 全員参加を望むならば 仕事の一環としてやって欲しい

自分はラッシュ・アワーも知らないような生活かもしれないが 休日が消えた上に月曜から出勤なんて…

有給休暇なんて絵に描いたなんとかで 誰も取ったりはしない会社なのだから せめて週末だけはね

お坊ちゃん社長に付き合わされるのは 仕事だけで充分

と そこまでは言えなかったが まぁ そんなことをやんわりと


ともあれ この話は消えたようなので ひと安心した次第

雇われ労働者には こんな苦労もあるのです
コメント
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