どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

GUY(ガイ)って そういうことだったのね

2020年04月07日 | 日記

先日 英語のクロスワードパズルを買ったと書いた

それを毎日一問ずつ解くのが このところの楽しみのひとつ

NHK出版のラジオ講座の延長線上にある冊子なので 日本語のヒントもあり 辞書などがあればなんとかなる

多くは知らない単語やフレーズ 熟語であったりするのだけれど とても覚えるまでには至らず

しかし 面白い発見もある

今日のカギの一つが「11月5日の男」だった

はて・・・何だろう

映画の主人公に関係あり? それとも小説? 誰かの誕生日?

検索してみたが ヒットするものが見当たらない

他のマスを埋めていくうちに 始まりが「GUY (ガイ)」であることがわかった

で その「ガイ」を調べたら 「ガイ・フォークス」という名前と「火薬陰謀事件」に当たった

やったね!これだ!

イギリス人であれば誰でも知っているのだろうと思うが 世界史も選択していない私には初耳

簡単に言えば イングランド国教会によって弾圧された人びとの国王殺害未遂事件 ということか

7人の首謀者とされた貴族のうちの一人がこのガイ(ギドとも言うらしいが)という人であり なんと英語で男や奴を意味する「GUY(ガイ)」(タフガイなどのガイ)は 彼の名に由来するというから驚く

それで カギの言葉に「男」とあったのかと納得

ちなみに今のように男を意味する言葉になったのは比較的新しいことらしく 爆破を計画した11月5日のガイ・フォークス・デーには 毎年子供たちがぼろ布なので作ったカカシのような人形に火をつけて街中を引き回したり かがり火を焚き 花火を上げるということから このような人形や異様な服装をした人のことも意味する

動詞としては「笑いものにする」という意味もある

海外で 時の首相や敵対視する国の代表者などの人形に火をつけて焼く という映像を見たことがあるが その原点はここにあったのか

事件の背景や事実には色々とあるのだろうが なぜ彼の名だけがこの事件の代名詞となったのかはわからない

世界史は 何につけ宗教が絡んでくるのがなんとも理解しにくいところだが 毎日知らないことと出会う時間はけっこう刺激的でもある

ちなみにこのクロスワードは すべてのマスを埋めた後である幾つかの文字をつなげると 一つの言葉が出来上がるようになっている

今日の言葉は「BONFIRE」

焚火や大きなかがり火などを意味する

コメント (2)
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