週末はできるだけ家に居ようと思い 今日も外を眺めるだけ
心なしか 外を歩く人は少ないように感じる
子供の頃 両親から戦時中の話を色々と聞かされたが そのたびにそうした時代をどのような気持ちで過ごせたのかが不思議だった
明日が見えない恐怖 周囲から物がどんどんと消えてゆく辛さ 何より戦争やそれゆえに人が亡くなる悲しさ
そんなの絶対に嫌だ
そんな時代に生まれなくて良かった
子供の私はそう思った
戦時中とは違うけれど この今の世界情勢が先の見えない恐怖に包まれているという点では同じ
そうしてみると こんな時にあっても笑いや喜びがあったり 以前と変わらない日常というものだってちゃんとあるんだってことがわかった
私にできることは 病気や怪我を避けるよう 気をつけて生活することだけ