眼科に行く
二時間ほど待つことになるかもしれないが 時間は大丈夫かときかれた
勿論 大丈夫
そのために本も持参している
清水由美著『日本語びいき』(中公文庫)
これが面白くて 日本語を母語とする私でも時々?マークがつく問題にも触れてある
形容詞と形容動詞は 子供の時にん?と思った記憶があるので 「イ形容詞」と「ナ形容詞」という説明には合点がいった
今更文法について学ぼうとは思っていないし 間違えなければそれで良いのだが(それに言葉は生き物だし) 法則やこうなるのにはわけがある と知るのは 数学の問題を解くのに似て面白い
眼圧は高くなっているわけではないが あまり変化も見られないので 点眼薬を変えてみましょうということになった
外は良い天気なので 家まで歩いて帰ることにする
電車に乗って二駅 そこから1.5キロほど歩いたところに眼科はあるのだが 斜めに家まで歩けば4キロ少しというところか
知らない道を歩くのも悪くない
家に帰ったのは 昼過ぎ
姉に 誕生日おめでとうの電話をする
私と姉の両方が生きていなければ この電話はありえないのだ
一回一回 一年一年が大事になっていく