という質問が、参加してるメーリングリストであって、
調べてみたら、けっこう簡単に出きることがわかった。
というより、静置しておけば、酢酸発酵して最後には酢になる。
壷の酢ができるまで
村山千鳥酢
わが家は、京都の村山千鳥酢を使っているが、千鳥酢は伝統製法で
「仕込みは、清酒と予め造っておいた酢酸菌の濃い「種酢」をタンクに入れ、
酢酸菌と蔵付き酵母で酢酸発酵を行います。」
「醗酵が終了すると、1~2カ月間の熟成を経て・・・減菌(70度)、瓶詰のみ。」
長いこと放置すると、白いおりが出てくるので、
これが酢酸菌ではないかと思っている。
そういえば、百姓をやってる時に
富有柿の熟柿をカメに入れて柿酢を作っていたのを思い出し、
年を越してやわらかくなった熟柿で柿酢を仕込むことにした。
11月に姉にもらった富有柿はめちゃ柔らかくなっていて、
皮には白い糖分が吹きでている。
長いこと箱に入れてあったので、カビが心配。
柿酢用の柿は基本的に洗わないので、まな板に並べてね
ウォッカを霧吹きして、いちおう殺菌。
念のため、ヘタだけとって、そのまま丸ことビンに
すき間ができないように入れていくだけ。
空気が入っているところは、割り箸で空気を抜いた。
軽くふたをしておけば、これで柿酢ができるはず。
1週間後。今晩のビンのなかの様子。
下のほうは、澄んだ液がたまっていて、ぶくぶくと泡が出ている。
これを見て、高校のとき「生物工学科」で「微生物」も学んだ
まどかくんが、「それ、腐っとらへん?」
(ドキッ)「そ、そんなはずないんやけど・・・」
ふたとると、甘酸っぱい香りがする。
「結構いいにおいしとるよ」
まどかくんもどれどれと嗅いでみて「あっほんとや」。
「柿は糖分が高いで腐らへんよ」とわたし。
「酸ができれば腐敗菌は生きられんよ」とともちゃん。
どうやら、酢酸発酵をはじめたようだ。
で、とつぜん、噴火した梅味噌のことを思い出した。
ぶくぶくとビンから飛び出すといけないので、
またボールのなかにおいておくことにする。
夕食は、京都から帰ってきたまどかくんお手製の刺身。
エビスビールを飲みながら、3人でおしゃべりもはずんで、
久しぶりにゆっくり過ごす夜。
今日は節分でした。
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