アカバナトキワマンサク(紅花常盤万作)が咲きはじめているのを見つけた。
春に「まずさく」から、「まんさく」となづけたとか。
アカバナトキワマンサク(別名・紅花常盤万作・マンサク科)
昨年はたくさん花がついていたのだけど、今年はちらほら。
蜘蛛の足のような花弁が、ユニークでかわいい。
プリムラ・マラコイデスの濃紅も好きな花。
昔はこの花を秋から育てて、プランターに一杯咲かせていた。
今年は、玄関横に3株植えただけ。
このところの暖かさで、花がたくさんつきはじめた。
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2月2日に安倍総理と柳澤大臣に送った「申入書」の配達証明が届いた。
配達証明つき速達だったので、一通800円と高かったけど、
これが↑ちゃんと届いた証拠です(笑)。
と思っていたら、
お昼過ぎに朝日新聞名古屋本社の記者から電話があり、
柳澤大臣が午前中、閣議後の記者会見でまたまた問題発言。
「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたい
という極めて健全な状況にいる」という発言をどう思うか、
コメントを求められた。
「とんでもない発言。謝罪をしているけど、何が問題か
まったく分かっていない。産む、産まないは女性が決める。
こんな考えの人は厚生労働大臣には不適格。・・・・」
などなどとけっこう話したんだけど、他の人のコメントとダブらないように、
コンパクトに言いたいことをまとめてくださった。
(朝日ニュースターの画像)
以下は、わたしのコメントも載っている朝日新聞夕刊の記事です。
岐阜版には記事が間に合わなかったので、なおこさんが、
名古屋版を買って、FAXで送ってくれた記事です。。
「結婚・子供2人 極めて健全」 柳沢厚労相が発言
朝日新聞 2007年02月06日
「子どもは2人以上という健全な希望」 柳沢厚労相が発言
柳沢厚生労働相は6日の閣議後の記者会見で、参院の自民党議員から辞任要求が出ていることに対し「与えられた任務に、私の持つ力のすべてをあげて取り組んでいきたい」として、改めて辞任を否定した。さらに、今後の少子化対策への取り組みについて「若い人たちは、結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる。若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが大事」と述べた。
国立社会保障・人口問題研究所が05年に実施した調査によれば、9割が「いずれ結婚するつもり」と答え、希望する子どもの数は「2子以上」が85%にのぼるが、実際にはそこまで達していないことを踏まえた発言。
少子化対策では、若者の雇用安定化▽若年世帯に対する経済支援▽子育てを喜びと感じられるような若者の意識改革――などの政策が重要との認識を示した。
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柳沢厚労相「結婚・子供2人、健全」発言に疑問の声(webは東京版)
「子どもは2人、健全」また厚労相、疑問や反発
人生観出た■人間を頭数としかみている
柳沢厚生労働相の発言が、また波紋を広げそうだ。野党側が国会運営の正常化に向けて動き始めた矢先。「女は産む機械、装置」発言の波紋が残る中、6日の会見では若者が「結婚し、子どもは2人以上持ちたいという健全な状況にある」などと語った。識者からは改めて疑問の声が上がった。
コラムニストの天野祐吉さんは「結婚願望とか子どもの数を、統計データを基に、多数派、少数派というならいいが、『健全』という言葉を使うのがおかしい。『産む機械』発言と奥の方でつながっている気がするし、失言というより、彼の人生観、社会観が出たんだろう」とみる。その上で「少子化担当のポストは無理だと思うが、柳沢さんはある意味正直に発言しただけ。政治家だけでなく、多くの人たちの中に無意識に残っているこうした考え方がなくならないと、大臣を代えても問題は解決しないと思う」。
心理学者の小倉千加子さんも「結婚したい、子供が2人以上ほしい、というのを健全とすること自体、古い道徳観からくる発言で、年齢的な限界を感じる」と言う。「こういう発言が止まらない人が厚生労働大臣をしているから、ピントのずれた政策が続き、少子化が止まらないのだと思う。(夫の発言をメディアでしかった)奥さんはずっとまともな方のようだから、これからは外で何か発言する前に、奥さんにチェックしてもらった方がいい」と話した。
一方、大日向雅美・恵泉女学園大教授(ジェンダー論)は「発言は適切でないが、これを単なる失言の上塗りと取るべきではない」と指摘。「少子化対策で必要なのは、産みたいと思う人が安心して産める環境整備。その責務は国にあることを厚労相は心にとめて施策に励んでほしい」と言う。
柳沢厚生労働相に辞任を求める申入書を送った市民グループの一人、岐阜県山県市の寺町みどりさんは「いつ、何人の子どもを産む、あるいは産まないかを選ぶのは、国際会議で宣言された女性の権利だ」と反発。「子どもを産まない女性は価値がないという認識の現れであり、『産む機械』発言への謝罪も心からの謝罪でないことがはっきりした」と話す。
フェミニズム史を研究する水田珠枝・名古屋経済大名誉教授も「やぱり全然わかっていない。子どもが一人か、いない人でも健全な人はたくさんいる。大臣の勝手な決めつけだ。人間を頭数としかみていないのではないか」と話した。
◆(東京版の記事)(また、タレントの遙洋子さんは「自民党内で『極めて理知的で温厚』と言われる柳沢大臣ですら、端々に女性を傷つける一連の発言をする価値観にとらわれているのがこの国だ、と知るいい契機になる」と話した。
社民党の福島瑞穂党首は6日昼、国会内で記者団に「色んな生き方の選択肢があるという問題の本質を理解していない。このような大臣の下で審議はできない。辞任要求を続ける」と述べた。)
◆(東京版の記事・差し替え?)与党・公明党の浜四津敏子代表代行も不快感を示した。6日午後、国会内で「少子化問題の本質や背景についての誤解があるから、同じような発言が出てくるのだろう。『たくさん産んでね』という発想が違う。 女性はほとんど怒っていると思う」と語った。
〈柳沢発言要旨〉
家庭を営み、子どもを育てるということには、人生の喜びがあるんだという意識の面で、自己実現といった広い範囲で、若い人たちがとらえることが必要だと思う。他方、ご当人の若い人たちは、結婚をしたい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいるわけです。そういう若者の健全な希望に、我々がフィットした政策を出していくということが大事だと思っている。
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国であれ、家であれ、わたし以外のだれかに
コントロールされたくない。
おんなは、子を産むための「資源」ではない。
「産む、産まないは、女(わたし)が決める」。
これが、性と生殖の自己決定権である。
最後まで読んでくださってありがとう
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