あさから雪がこんこんと降っている。
これから岐阜県には強い寒気と雪雲が流れ込んでくるとのことで、
明日は名古屋でも雪がふりそうとのこと。
明日からの勉強会の準備で缶詰で仕事の最中、
母の転院が決まった、と姉からメールがはいった。
母が12月1日に倒れて初めて、兄が東京から駆けつけたらしい・・・・。
あすの資料の印刷の合間に新聞を読んでいるんだけど、
「小沢氏不起訴」と「朝青龍引退」の記事が各紙で大きく取り上げられている。
さすがに、新聞各紙の社説は朝青龍のことではなくて「小沢氏不起訴」。
社説:小沢氏不起訴―このまま続投は通らない(2010年2月5日 朝日新聞)
【社説】国民の疑念は解けない 「陸山会」事件小沢氏不起訴(2010年2月5日 中日新聞)
社説:小沢氏不起訴 政治責任は免れない(毎日新聞 2010年2月5日)
社説:小沢氏不起訴 重大な政治責任は免れない(2月5日付・読売社説)
朝日新聞の社会面には「市民団体、検察審に申し立てへ」の記事も。
小沢氏の不起訴「不服」 市民団体、検察審に申し立てへ(2010年2月5日 朝日新聞)
検察の会見、主なやりとり 小沢氏不起訴(2010年2月5日 朝日新聞)
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まとまっていておもしろいのは毎日新聞の「クローズアップ2010」。
毎日、タイムリーな記事を、記者が署名入りで交替で書いている。
その横に毎日載ってる「質問なるほドリ」もおもしろい。
今日のお題は「不起訴処分って、どういうこと?」で回答は知り合いの北村和巳記者。
スペースの都合で両方は載せられないので、
「クローズアップ2010:小沢氏不起訴」のほうを紹介しますね。
長い記事なので、これで9000字くらいになってしまいました。
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これから岐阜県には強い寒気と雪雲が流れ込んでくるとのことで、
明日は名古屋でも雪がふりそうとのこと。
明日からの勉強会の準備で缶詰で仕事の最中、
母の転院が決まった、と姉からメールがはいった。
母が12月1日に倒れて初めて、兄が東京から駆けつけたらしい・・・・。
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「小沢氏不起訴」と「朝青龍引退」の記事が各紙で大きく取り上げられている。
さすがに、新聞各紙の社説は朝青龍のことではなくて「小沢氏不起訴」。
社説:小沢氏不起訴―このまま続投は通らない(2010年2月5日 朝日新聞)
【社説】国民の疑念は解けない 「陸山会」事件小沢氏不起訴(2010年2月5日 中日新聞)
社説:小沢氏不起訴 政治責任は免れない(毎日新聞 2010年2月5日)
社説:小沢氏不起訴 重大な政治責任は免れない(2月5日付・読売社説)
朝日新聞の社会面には「市民団体、検察審に申し立てへ」の記事も。
小沢氏の不起訴「不服」 市民団体、検察審に申し立てへ(2010年2月5日 朝日新聞)
検察の会見、主なやりとり 小沢氏不起訴(2010年2月5日 朝日新聞)
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まとまっていておもしろいのは毎日新聞の「クローズアップ2010」。
毎日、タイムリーな記事を、記者が署名入りで交替で書いている。
その横に毎日載ってる「質問なるほドリ」もおもしろい。
今日のお題は「不起訴処分って、どういうこと?」で回答は知り合いの北村和巳記者。
スペースの都合で両方は載せられないので、
「クローズアップ2010:小沢氏不起訴」のほうを紹介しますね。
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR> クローズアップ2010:小沢氏不起訴(その1) 共謀の物証なく 毎日新聞 2010年2月5日 ◇具体性欠く「石川供述」 検察幹部「真っ黒だが、司法の限界」 不可解な資金移動は暴かれたが、「頂点」には届かなかった。小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件は、同党衆院議員、石川知裕容疑者(36)ら3人が起訴される一方、小沢氏は不起訴処分に。石川議員らの逮捕後、小沢氏の関与が焦点だったが、東京地検特捜部の「主戦論」は、証拠の弱さに屈した。小沢氏側とゼネコンの関係を巡って特捜部は3年以上前に情報をつかみ、昨年3月にゼネコン各社への一斉聴取に乗り出していた。 小沢氏を立件するには共謀関係の立証が不可欠で、それには逮捕した3人の供述がポイントだった。特捜部は、特に小沢氏から4億円を直接受領した石川議員を重視した。 石川議員は「小沢氏に『不動産の取得時期を都合があってずらす』と伝えた」「小沢氏からの4億円を隠すため『銀行から同額の融資を受け、土地購入に充てた形にする』と小沢氏に報告した」などと小沢氏の関与についても一定の供述はした。しかし、虚偽記載についていつ、どこで、どのような相談をしたか、具体性に欠けた。他の2人の供述は「石川議員以下」(法務検察幹部)で、共謀を裏付ける物証もなかった。 土地購入費の原資を「銀行からの融資」から「個人の資産」と変更するなど、小沢氏の説明には不可解な点が多々ある。石川議員の供述とともに「状況証拠と突き合わせれば立件は可能」とする主戦論が特捜部内にはあったが、大勢は「『石川供述』は詳細さを欠き、共謀を示す証拠とは言えない」との評価だった。陸山会の代表である小沢氏には政治資金規正法上、会計責任者への選任・監督義務があるが、選任・監督双方の過失が要件とされ、適用は困難。不起訴を選ぶほかなく、ある幹部は「心証は真っ黒だが、これが司法の限界」と振り返った。 特捜部にとって厳しい結果だが、公判でもハードルが待ち構える。「4億円のうち5000万円は水谷建設からの闇献金」であることを立証しなければならないからだ。石川議員らの説明通り「小沢氏の個人資産4億円を隠した」のなら悪質性は低い。虚偽記載を「闇献金の資金洗浄」とみる特捜部にとって譲れない一線だ。 特捜部は水谷建設元最高幹部、元幹部らの供述などから立証に自信を見せる。しかし、石川議員は受領を否定している。 特捜部は5日以降もゼネコン幹部からの事情聴取を継続し、公判に向けた準備に入る方針だ。当初の在宅起訴方針を変え、捜索、逮捕と異例の経過をたどった捜査手法には疑問の声もある。払しょくするには「ゼネコンマネー」の立証が不可欠だ。【小林直、岩佐淳士】 ◇3年余の長い捜査 昨年3月の西松建設による違法献金事件で、特捜部は有力な証言を得た。04年の参院選の際、大久保隆規公設第1秘書(48)が西松建設の盛岡営業所長にかけた電話だ。 「最近西松さんは(選挙応援に)協力的じゃねえじゃねえか。おたくらが取った胆沢(いさわ)ダムは小沢ダムだ。協力してくれないと困る」 胆沢ダムは岩手県奥州市で建設中の国内最大級のロックフィルダム(総工費2440億円)。特捜部は06年10月の福島県発注工事を巡る汚職事件で、「小沢事務所と鹿島が胆沢ダムを仕切っている」との情報を得て、強固な談合組織の存在をつかんでいた。途中、防衛装備品を巡る汚職事件(07年11月)などをはさみ、特捜部はこの構図に注目し続けた。 ◇昨年3月からゼネコン聴取 特捜部は昨年3月に有力証言を得た後、ゼネコンの一斉聴取に乗り出した。狙いは西松建設以外の受注業者による裏献金。だが供述は得られなかった。昨夏、2回目の集中聴取に乗り出した。衆院選直後の着手をにらんだ極秘捜査で、胆沢ダム関連2工事を下請け受注している水谷建設元幹部はこう供述した。 「受注の見返りとして04年10月15日に石川議員に、05年4月には大久保秘書に各5000万円を渡した」 既につかんでいた土地購入疑惑も04年10月の出来事。現金授受があったとされる3日後の10月18日に陸山会に5000万円の入金があった。「この5000万円を含む4億円が陸山会に集まり土地購入費に充てられたのではないか」。着手を目指し特捜部は昨年9月、上級庁の決裁を仰いだ。 しかし、上層部は慎重だった。水谷建設に関する証拠を「固い」と見ても、残る3億5000万円は出所が不明。「形式犯だ」として西松建設事件当時に起こった検察批判が再燃する可能性がある。捜査の主力を鳩山由紀夫首相の資金管理団体を巡る偽装献金事件にシフトさせ、陸山会事件の捜査は止まった。 潮目が変わったのは昨年11月4日。土地購入疑惑で石川議員らが告発された。刑事訴訟法上、告発を受理すれば、捜査して刑事処分を決めなければならない。福島事件で端緒を得てから3年以上を経た昨年12月、ついに本格的捜査が始まった。 石川議員は任意の聴取に虚偽記載を「形式的なミス」と釈明、4億円の原資は「小沢氏からの貸付金」と主張した。地検側は昨年12月28日の検察首脳会議で強制捜査の必要性を強調した。しかし、上級庁の判断は「ノー」。ある法務検察幹部は「協力してくれれば石川議員は在宅で起訴できる。現場は『逮捕すれば口を割る』と思っているがそうとは限らない」と語っていた。 1月5日、特捜部は小沢氏に事情聴取を要請した。1週間たっても返答がないころから幹部の表情は険しくなった。「協力が得られない以上やむを得ない」。13日、強制捜査に踏み切った。2日後の15日、石川議員、大久保秘書が聴取に応じなかった。石川議員は自殺をほのめかし、池田光智元私設秘書(32)も一時失跡した。「不測の事態を防止するためにも逮捕しかない」。特捜部の主張を検察首脳も認めた。 「石川議員と小沢氏の供述には明確な食い違いがある。裁判で明らかにすれば、うそが分かる」。ある幹部は意義を強調した。しかし、別の幹部は「逮捕までして良かったのか。世間の反応が心配だ」と語った。【大場弘行、三木幸治、伊藤直孝】 ------------------------------------------------------------- クローズアップ2010:小沢氏不起訴(その2止) 民主、残った火種 毎日新聞 2010年2月5日 ◇参院選へ世論注視 石川議員に擁護論 小沢一郎民主党幹事長の不起訴処分が決まったが、元秘書の石川知裕衆院議員ら3人が起訴され、小沢氏の政治的責任はなおくすぶる。鳩山由紀夫首相は小沢氏の幹事長続投を認め「小鳩体制」を維持したものの、内閣支持率は下落傾向にある。今夏の参院選を控え、今後の世論の行方によっては小沢氏の進退問題が再燃する可能性もある。 民主党内では4日、小沢氏の不起訴処分を受けて、ひとまず安堵(あんど)の声が相次いだ。起訴されれば小沢氏の進退問題が浮上し、党が大混乱に陥る事態になりかねなかった。輿石東参院議員会長は同日の記者会見で、「(小沢氏は)辞任する必要はない。参院選は7月で時間もあるので、国民も冷静な判断をしてくれる」と強調した。 小沢氏に近い衆院議員で作る「一新会」。松木謙公国対筆頭副委員長は4日の会合の後、記者団に「幹事長としての力をしっかり発揮してもらいたい」と語り、小沢氏主導の党運営に期待感を表明した。会合には20人を超える議員が集まり、小沢グループの示威的活動にも映った。 一方、小沢氏と距離を置く野田佳彦副財務相に近い議員でつくる「花斉会」の3日夜の会合では、「これから小沢氏との距離感が大事になる」との声も出たという。それでも与党内には、小沢氏の幹事長続投に表立った異論は出ていない。 社民党の重野安正幹事長は4日夜、記者団に「一義的には民主党がどういう判断をするかということだ」と述べるにとどめた。 ただ、中堅・若手の多くは「国民の不信感を払しょくできるのか」との不安をぬぐえないでいる。そうした思いを踏まえ、政府・民主党内では世論の動向を注視する声が続いた。 仙谷由人国家戦略・行政刷新担当相は4日夜、記者団に「首相と小沢氏の話し合いで、これからの世論動向を見ながら、政治的な判断をすべきだ」と述べ、判断を留保した。民主党の渡部恒三元衆院副議長も「世論を見て、本人が判断することだ」と含みを残した。 当面、焦点となるのは、起訴された石川議員の処遇だ。小沢氏は4日夜、「衆院議員としての職責を問われているのではない」と石川議員を擁護した。小沢氏周辺は「石川議員を離党させたくない」と強調する。だが、党内には「自分の判断で議員辞職するのが、党に一番ダメージが少ない」との声も根強い。 鳩山首相は4日夜、首相官邸で小沢氏の監督責任に関し、「(小沢氏)ご自身が考えていかれる問題だ」と硬い表情で語った。小沢氏に引き続き党務を委ねたものの、「政治とカネ」の問題を抱える党最高実力者に、民意はどう動くのか。その動向次第では、「必ず時間が解決してくれる」(輿石氏)保証はない。【高山祐】 ◇政治的責任、野党追及へ 辞職勧告、拘束力なく 自民、公明、みんなの党の野党3党は4日、石川議員の辞職勧告決議案を横路孝弘衆院議長に提出した。小沢幹事長についても「政治的、道義的な責任はある」として、国会への参考人招致などを要求する。ただ、いずれも実現の見通しは立っておらず、追及材料も乏しい。「政治とカネ」の問題を国会で執拗(しつよう)に取り上げ、民主党のイメージダウンを狙うしかないのが実情だ。 自民党の谷垣禎一総裁は4日、党本部で記者会見し、「(小沢氏は)限りなく黒に近い灰色という印象だ。(衆院予算委員会での)早急な集中審議を求める」と述べ、小沢氏の証人喚問要求も辞さない姿勢を強調した。 公明党の山口那津男代表は前橋市内で記者団に「(小沢)幹事長自身の説明責任が求められる」と指摘し、共産党の志位和夫委員長も会見で「一件落着にしてはならない」と述べるなど、野党は今後も国会で「小沢問題」を追及する構えだ。 しかし、議員辞職勧告決議案には法的拘束力がなく、これまで衆参両院で計4回可決されたものの、議員が辞職した例はない。民主党は今回、決議案の本会議採決には応じない方針で、小沢氏の国会招致も本人の判断に委ねられている。 追及に手詰まり感が漂う自民党は小沢氏の捜査の行方を注視してきたが、不起訴になったことで攻勢に転じるきっかけを失った格好だ。党幹部は「(世論の批判が強い)小沢氏に参院選まで続投してもらった方がいい」と述べ、小沢氏続投による民主党の支持率低下に期待をつなぐ。【木下訓明】 ◇批判の声、党内にも 石川議員らの起訴と小沢幹事長の不起訴処分を受け、野党だけでなく民主党議員からも批判の声が上がった。 石川議員の逮捕直後から幹事長の辞任を求めていた2期目の村越祐民議員(35)=千葉5区=は「自分の政治資金に問題があったと判断されたのだから、小沢氏には幹事長の辞任を求める。要請されれば参考人招致にも応じて説明すべきだ」と指摘。新人の山本剛正議員(38)=比例九州=は「私が石川議員の立場なら(起訴を受けて)議員を辞職する」と厳しい表情。同期で石川議員の逮捕不当を訴えていた柚木道義議員(37)=岡山4区=は「起訴という事実は重く、同じ党の一員として申し訳ないが、私腹を肥やしたわけではない」とかばった。【篠原成行、内橋寿明】 ============== ◆陸山会の土地購入と小沢氏を巡る経緯◆ ◇04年 10月15日 水谷建設幹部(当時)が陸山会の事務担当者だった石川知裕衆院議員に5000万円提供(この幹部らが供述。石川議員は否定) 10月29日 陸山会が世田谷区の土地(代金約3億5200万円)を購入。購入のため小沢氏から受領した4億円と購入の事実を04年の政治資金収支報告書に記載せず ◇05年 1月 7日 陸山会が世田谷区の土地を登記し、05年の政治資金収支報告書に土地購入と虚偽の記載 4月 水谷建設幹部(当時)が陸山会の会計責任者だった大久保隆規公設第1秘書に5000万円提供(この幹部らが供述。大久保秘書は否定) ◇07年 5月 2日 土地購入時に提供された4億円を陸山会が小沢氏に返済。収支報告書に記載せず ◇09年 3月 3日 西松建設の違法献金事件で、特捜部が大久保秘書らを逮捕 12月18日 大久保秘書が西松建設の違法献金事件の初公判で無罪を主張 27日 特捜部が石川議員を事情聴取 ◇10年 1月 5日 特捜部が小沢氏に事情聴取を要請 13日 特捜部が小沢氏の個人事務所などを家宅捜索 15日 特捜部が石川議員と池田光智元私設秘書を政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕 16日 大久保秘書を同容疑で逮捕 23日 特捜部が小沢氏を事情聴取 31日 特捜部が小沢氏から2回目の事情聴取 2月 4日 石川議員ら3人起訴、小沢氏は不起訴処分に (毎日新聞 2010年2月5日) |
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