みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

日本ミツバチA群の採蜜をしました/がん患者の新型コロナウイルス感染対策 「感染避けつつ、治療を受けてほしい」

2020-06-01 21:52:44 | ニホンミツバチ
昨年の秋に蜂蜜をとった強群のAの日本ミツバチ。
ぶじ冬を越して、今年の分蜂も終わったようです。
巣箱が四段以上と高くなって、ハチミツも充分たまっているようなので、
きゅうきょ春蜜をとることにしました。

まずパートナーが上蓋を外してブロワーで風を送ります。


    
上のすのこごと、一番上の箱を切り取りると、

きらきら光る蜂蜜が垂れ落ちそう。

あたらしい上蓋とすのこをかぶせて採蜜終了。

二人で短時間で手際よくできました。

A群の蜜蜂さんからハチミツをもらったのは、いちばん上の箱一段。

すのこを切りはなすと蜂蜜が詰まっています。

一段だけでもずっしりと重いので、良質で濃厚な蜂蜜がとれそうです。

このあと、巣蜜を箱から外して密蓋を切って、
日本ミツバチの春のたれ蜜をとる作業です。


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後半は、
新型コロナウイルスとがん治療の記事です。

「悪性腫瘍、糖尿病、高血圧症、慢性閉塞性肺疾患のうち複数の危険因子を合併した患者さんでは、新型コロナウイルス感染による重症化あるいは死亡率が上昇することも中国から報告されていますので、がん治療中で他の危険因子を有する患者さんは、コロナウイルスに感染しないよう特に注意していただくことが大切です。」

  がん患者の新型コロナウイルス感染対策 「感染避けつつ、治療を受けてほしい」熊谷融・大阪国際がんセンター呼吸器内科主任部長 
2020.5.31 産経新聞

 新型コロナウイルスの感染で、治療により免疫が低下したがん患者は重症化するのではないかと心配の声が上がっています。大阪国際がんセンター呼吸器内科の熊谷融(くまがいとおる)主任部長に回答をお願いしました。(編集委員 北村理)

幸いにして、日本は新型コロナウイルス流行の第1波を押さえ込みつつあります。現在がんと闘っておられるがん患者さんには、今後有効なワクチンや特効薬が開発されるまでは、新型コロナウイルス感染を避ける努力をしつつ、がんの治療を受けていただくことになります。

 がん治療による合併症については、すべての内容をこの場でご説明することは困難です。今回は、肺がんの内科的治療を中心に、新型コロナウイルス肺炎で出現する呼吸器症状に類似した症状を呈するがん治療の合併症をあげ、その対策についてご説明します。

 肺がんの治療法には、手術、内科的治療として放射線治療や薬物療法などがあります。

 薬物療法には、患者さん個人の肺がんの遺伝子異常に基づいた分子標的治療▽がん細胞を直接死滅させるような殺細胞性抗がん剤▽押さえ込まれていた患者さんのがんに対する免疫を活性化する免疫療法があります。分子標的治療や殺細胞性抗がん剤は、がんの治療薬の副作用による肺炎(薬剤性肺臓炎)を生じる可能性があります。自覚症状として咳(せき)、呼吸困難、発熱が生じる可能性があります。

 殺細胞性抗がん剤による治療では、白血球低下など抵抗力の低下に伴い細菌感染による肺炎も生じる可能性があります。細菌性肺炎では右記症状のほか黄色、緑色など色のついた痰(たん)が出現します。これに対する治療は抗生物質で、必要時には酸素療法を行います。

 免疫療法では、免疫力が高められる結果、患者さん自身の臓器を攻撃する副作用(免疫関連有害事象)で肺炎が生じることがあります。この肺炎では咳、呼吸困難、発熱などの症状が出現する可能性があります。これに対する治療としてはがんの薬物療法の中止、炎症を抑えるステロイド治療などが行われ、呼吸状態が悪化している場合は酸素療法などが行われます。

 コロナウイルス流行下におけるがん診療に関しては、日本臨床腫瘍学会が「基本的にはがんの臨床ガイドラインを遵守(じゅんしゅ)すること」を推奨していますが、一時的な対策として(著しい白血球低下が予想される化学療法などでは)白血球を上昇させるG-CSF製剤や抗生剤の予防投与、内服化学療法への変更も考慮する、などの方法も選択肢としてあげています。

 なお、免疫療法に関しては、肺がん患者さんに対し免疫療法を使用していたことと、新型コロナウイルス感染の重症化には因果関係が認められないことが米国より報告されています。

 放射線治療の合併症では、放射線を照射した部位を中心に生じる肺炎(放射性肺臓炎)が重要で、放射線治療中から放射線終了後半年以内に生じやすいのが特徴です。他の肺炎と同様、咳、呼吸困難、発熱など症状が出現します。治療としては、炎症を抑えるステロイド治療や呼吸状態が悪化している場合は酸素療法が行われます。

 このように、がんの治療中は、患者さんが新型コロナウイルス感染なのか判断できない症状を伴う合併症が生じることがあります。コロナウイルス感染症の検査が必要になる場合もありますが、がん治療の合併症の肺炎として診断、治療を急ぐケースもありますので発熱や呼吸困難、咳、痰などが出現した場合、すみやかに主治医へご連絡していただくのがよいでしょう。

 悪性腫瘍(がん)、高血圧症、心血管疾患、脳血管疾患、糖尿病、(喫煙などが誘因となる)慢性閉塞(へいそく)性肺疾患では、新型コロナウイルス感染の重症化率あるいは死亡率を上昇する危険因子であることが中国から報告されています。

 また、悪性腫瘍、糖尿病、高血圧症、慢性閉塞性肺疾患のうち複数の危険因子を合併した患者さんでは、新型コロナウイルス感染による重症化あるいは死亡率が上昇することも中国から報告されていますので、がん治療中で他の危険因子を有する患者さんは、コロナウイルスに感染しないよう特に注意していただくことが大切です。 


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