朝方、暑かったのでかけ布団をはがして寝ていたら、
とつぜん右足のふくらはぎがつって激痛。
久しぶりのこむら返りです。
足をすねの方へ曲げて、ふくらはぎの筋肉を伸ばしたら
おさまりました。
今朝は日本ミツバチB群の蜂蜜を採ったので、
午前中は、蜂蜜を採る作業。
夕方になってやっと時間ができたので、
「こむらがえり」の原因と治療法について、ちょっと調べてみました。
ブログをアップしたら、お風呂にゆっくり浸かって、
"温活"で、体を温めて血液循環をよくしましょう。
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とつぜん右足のふくらはぎがつって激痛。
久しぶりのこむら返りです。
足をすねの方へ曲げて、ふくらはぎの筋肉を伸ばしたら
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痛い「こむらがえり」の正しい応急法…繰り返すなら服薬、注射も 2020年6月5日 読売新聞 「明け方にふくらはぎが 痙攣けいれん して、あまりの痛さに飛び起きたんです。家内をたたき起こして、足の親指を引っ張ってもらい、その場はおさまったんですが、昼になってもまだ痛くて」と言って、私の外来を受診される方がおられる。同様の痛い経験をお持ちの方も少なくはないだろう。さて、今回のテーマは、この「こむらがえり」である。 線維のズレが神経を刺激 こむらがえりとは、ふくらはぎに起こる痛みを伴った筋肉の痙攣(つり)であるが、医学的には「 腓腹筋ひふくきん 痙攣」と言う。別名「転筋」とも称され、「てんきん」「からすなえり」「からすなめり」と3通りの読み方がある。『日本語大辞典』(講談社)に、「こむら(腓)とはふくらはぎ(腓腹)、こぶら」とあることから、「こぶらがえり」と呼んでもよいだろう。なお、地方によっては、ふくらはぎのことを「くそぶくろ」と呼ぶこともあるようだが、「くそぶくろがえり」とは言わないようだ。 ふくらはぎにある 下腿三頭筋かたいさんとうきん (二つの頭を持つ腓腹筋、その奥にあるヒラメ筋)の一部が異常に縮んでしまう現象が、こむらがえりである。このとき、つっている筋肉に触れてみると硬くなっているはずだ。では、なぜ痛みを伴うのか? それは、筋肉が強く縮んで硬くなると、縮んでいる筋肉の線維とそうではない線維との間にズレが生じ、それが筋肉に枝を出している神経の先端(「侵害受容器」、これが痛みの受け皿である)を刺激するからである。 この筋肉の痙攣は、ふくらはぎだけでなく、首や肩、指にも起きる。私も診療中(患者さんへのトリガーポイント注射を行っている最中)に、右の人さし指がつりかけることがあり、この場合には注射を“ちょっとたんま!”することになる。 寝返りをうった途端… ゴルフやテニス、水泳などのスポーツを楽しんでいる最中のみならず、就眠中(特に寒い時期の明け方)に寝床のなかで伸びや寝返りをうった途端、起きることが多い。一度起こってしまうと癖になって、繰り返すので厄介だ。 原因は、筋肉の疲労、その逆に運動不足、脱水や体液の成分である電解質の異常(カリウム、カルシウム、マグネシウムの不足)などが考えられる。したがって、下痢で脱水を起こしている時、妊娠中のカルシウムやマグネシウムの不足、糖尿病や肝硬変、腎不全などによって電解質のバランスが崩れている時にも起こりやすい。また、脚の伏在静脈に静脈 瘤りゅう がある場合にも起こりやすくなるが、これは心臓に血液を送り返している静脈のポンプ機能の低下が原因と考えられている。 漢方薬に速効性 治療は、漢方薬の 芍薬甘草湯しゃくやくかんぞうとう が第一選択である。速効性があり、ゴルフのプレー中であっても、服用すれば10分で効果が表れる。たちまちつえが要らなくなることから、“ 去杖湯きょじょうとう ”とも呼ばれているのだ。しかし、芍薬甘草湯を長期間にわたって連用すると、その成分の甘草が高血圧症や低カリウム血症、浮腫などを引き起こすことがあり、注意を要する。この場合、甘草の含有量が少ない ヨク苡仁湯よくいにんとう を用いるべきである。 私の施設では、繰り返し起きるこむらがえりには、腓腹筋やヒラメ筋への低周波通電療法、あるいは同部にある「承筋」(ふくらはぎの最もふくらんだところ)、「承山」(指をアキレス 腱けん から上に滑らせると最初に止まるところ)といったツボへのはり治療、局所注射を行っている。血液透析を受けている方などでは、深腓骨神経ブロック、腰部交感神経節ブロックなどを選択することもある。 野菜やフル-ツ、海藻類を ご自身で行う応急処置は、寝床のなかであれば、膝を伸ばして足の親指を手前に引っ張ることである。承筋、承山を指で強く押さえてみるのもひとつの手だ。加えて、蒸しタオルで温めることも有用である。 日常においては、カリウム、カルシウム、マグネシウムを補給しておくために、野菜やフル-ツ、海藻類、小魚、牛乳などをバランスよくとるように心掛けることである。偏食はいけません。スポ-ツを始める前には準備運動を、プレー中にはスポーツドリンクなどによる水分と電解質の補給を励行すべきことは言うまでもない。 同じような症状に、ドパミン(神経伝達物質であるカテコールアミンの一種)の不足で起きる「むずむず脚症候群」があるが、この場合には、つったように感じるものの、筋肉は収縮していないので、触ってみても筋肉は硬くなっていない。また、関連する病気として「全身こむらがえり病」(別名「里吉病」)がある。この病気は9~15歳の若い方に発症し、全身の筋肉の痙攣に加えて、脱毛、下痢などを生じる。原因は不明だが、筋 弛緩しかん 薬のダントロレン(ダントリウム)やバクロフェン(リオレサール)の内服が有効である。(森本昌宏 麻酔科医) |
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最も効果があるのは体を温めること!「こむら返り」の予防法 2020/06/08 毎日が発見 夜中に突然ふくらはぎがつって痛みで目覚めることはありませんか? 一般的にこむら返りと呼ばれていますが、正式には「腓腹筋けいれん」といいます。今回は、東京有明医療大学 保健医療学部鍼灸学科 教授 川嶋 朗先生に「こむら返り」の対処法について教えていただきました。 最も効果があるのは体を温めることです! こむら返りの原因はいろいろありますが、日頃からできる最大の予防法は"温活"です。 「体を温めて血液循環をよくすると、筋肉のセンサーも誤作動を起こしにくくなります。温かい血液が巡ることで副交感神経も優位になるので、筋肉や血管の緊張もほぐれます」と川嶋先生。 全身を効率よく温める方法はお風呂です。 38度〜40度のぬるめのお湯に10分以上浸かると、体の中も温まり、副交感神経も優位になります。 40度を超える熱いお湯は、交感神経を優位にして、血圧を急上昇させるなど体に悪影響を及ぼすので避けましょう。 特に高血圧の人は、熱いお湯の入浴は控えた方が無難。 また、心臓病を抱える人は、全身浴では水圧で心臓に負荷をかけることになるため、半身浴を心掛けるようにしましょう。 ぬるめのお湯でゆったり過ごすのがポイントです。 「日中、いすで過ごすようなときにも、湯たんぽを使うとよいでしょう。特に全身の約4分の1を占める太ももの筋肉を温めることで、体温を上げやすくなります」と川嶋先生はアドバイスします。 立ち仕事などで足がむくんでしまったときには、足首までお湯につける足湯が効果的。 足湯のときには、全身浴よりも少し熱めの41度のお湯に15分程度つけていると、血管が広がって血の巡りがよくなり、むくみも解消できます。 温められた血液が全身に巡るため、体の冷えにも効果的です。 「ふくらはぎのマッサージや筋肉のマッサージもおすすめです。また、筋肉量を増やすための運動習慣も大切です。1日20分のウォーキングから始めるようにしましょう」と川嶋先生は話します。 運動は苦手という人も、安全に歩くことができる機会には、いつもより少し多めに歩いてみてはいかがでしょうか。 運動で筋肉量が増えて血の巡りがよくなることは、動脈硬化、糖尿病、高血圧など生活習慣病の予防・改善にも役立ちます。 「こむら返り」になったときの対処法&遠ざける生活習慣 《もしなってしまったら》 →けいれんを起こしている筋肉をゆっくり引っ張る 手で引っ張る ひざを伸ばして座り、足の指をすねの方へ曲げて、ふくらはぎの筋肉を伸ばします。ゆっくり行うのがコツです。 タオルで引っ張る つま先に手が届かないときには、タオルを足の裏に引っ掛けてゆっくり引っ張りましょう。手で伸ばすより効果的。 座りポーズで伸ばす 痛む足の方を立てひざにして座り、両手を床につけて、ゆっくりとつま先の方へ体重をかけて筋肉を伸ばします。 《遠ざける生活習慣》 ●6つのポイントを覚えて体を温めよう! 首、二の腕、手首、腰からお尻、おなか、太ももを日中も湯たんぽで温めるようにするのがコツです。 ●タオルで温まるふるふるマッサージ 【お尻】お尻の肉の下にタオルを当てて、タオルの両端を持ち左右交互に引っ張って軽くゆすります。 【腰】腰まわりにタオルを当てて左右交互に引っ張り、腰まわりの肉を軽くゆするようにします。 ●内側から体を温めてくれる食材 体を温める食べ物は、ねぎ、にら、かぶ、りんご、かぼちゃなどの野菜や果物、納豆、黒ゴマなど。寝る前の温かい飲み物による水分補給も忘れずに。 ●芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を服用する こむら返りの漢方薬として知られる芍薬甘草湯。痛みがあったときに服用すると効果的。就寝時は枕元に。 達人のツボ:足以外にも「つる」ことがある! こむら返りは筋肉がけいれんした状態なので、ふくらはぎ以外にも起こります。例えば、背中の「広背筋」という大きな筋肉や、脇の下の「腹斜筋」でも、伸びをした瞬間に起こることがあるのでご用心。つったときには筋肉を伸ばすストレッチを行うようにしましょう。 取材・文/安達純子 東京有明医療大学 保健医療学部鍼灸学科 教授 川嶋 朗(かわしま・あきら)先生 一般財団法人東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当。日本予防医学会理事。北海道大学医学部卒。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長などを経て2014年から現職。 |
最後まで読んでくださってありがとう
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