2008年度早稲田大学法学部横川敏雄記念公開講座2回目を受講してきました。
「知的財産紛争ー事後処理から予防と戦略へー」のテーマの2回目は、「知的財産権を巡る現状と企業における戦略的な知財管理」について、特許庁の方が講演されていました。
豊富な資料を纏めたテキストは大変参考になりましたが、資料の分析が今一つという印象です。
特許庁の方が、「企業における戦略的な知財管理」について発表するのはかなり無理があると思っていましたが、予想通り、一般的な説明に終始しており、参考になる点はあまりなかったように思われます。
特許庁の専門分野である、行政庁の課題、各国特許行政の比較等に焦点を絞って話された方が良かったのではと思います。
少し厳しいコメントをしますと。
①分析力が弱いと思われます。
すなわち、複数の資料を分析して新たな視点を提示するという分析力が弱かったと思います。
②準備が不足していたと思います。
質問が8問ほど出されましたが、ほとんど答えられていませんでした。
講義内容と関係のない質問であれば、答えられないのも止むを得ないと思いますが、テキストに記載してある事項についての質問に答えられないようでは、明らかに準備不足です。
大学院の授業でも、「自分が発表する内容については、どのような質問があっても答えられるように準備しておくこと」と注意されましたので、研究者としては常識的なことだと思います。
少し厳しい意見ですが、記念講座で発表する以上、万全の準備をして欲しいと思います。
3回目の講義に期待しましょう。
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「知的財産紛争ー事後処理から予防と戦略へー」のテーマの2回目は、「知的財産権を巡る現状と企業における戦略的な知財管理」について、特許庁の方が講演されていました。
豊富な資料を纏めたテキストは大変参考になりましたが、資料の分析が今一つという印象です。
特許庁の方が、「企業における戦略的な知財管理」について発表するのはかなり無理があると思っていましたが、予想通り、一般的な説明に終始しており、参考になる点はあまりなかったように思われます。
特許庁の専門分野である、行政庁の課題、各国特許行政の比較等に焦点を絞って話された方が良かったのではと思います。
少し厳しいコメントをしますと。
①分析力が弱いと思われます。
すなわち、複数の資料を分析して新たな視点を提示するという分析力が弱かったと思います。
②準備が不足していたと思います。
質問が8問ほど出されましたが、ほとんど答えられていませんでした。
講義内容と関係のない質問であれば、答えられないのも止むを得ないと思いますが、テキストに記載してある事項についての質問に答えられないようでは、明らかに準備不足です。
大学院の授業でも、「自分が発表する内容については、どのような質問があっても答えられるように準備しておくこと」と注意されましたので、研究者としては常識的なことだと思います。
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