熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

知財シンポジウム

2010-03-04 21:15:23 | Weblog
第9回JIPA知財シンポジウムに参加しました。

会場は、東京国際フォーラムです。
13時開会ということで、会場近くで昼食をとることにしました。

ある食堂で、「サービス丼 500円」 というワンコインメニューを見つけて、早速お店の中に、和食がメインのお店なので、サービス丼も当然和食だろうと思っていました。
「サービス丼」が運ばれてきました。
お盆の上にサービス丼、味噌汁、漬物。
まあ和食ですね。

でも、サービス丼を見てみると、何だか、どこかで見たような感じがします。
一口食べてみると、やはり「かつカレー」でした。

和食のお店なので、かつカレーも丼に入っているのですね。
納得です。

昼食の話は、これ位にして、シンポジウムの内容についてお話します。

シンポジウムは、2部構成で、第1部は、基調論談「経済危機後の経営環境変化と新たなビジネスモデル」というタイトルで、電気・自動車・材料メーカーの経営者がパネリストとして登場します。

第2部は、パネルディスカッション「経営環境変化に応じた取り組みと経営層のインターリレーション」というタイトルで、各企業の知財部門の方が自社の取り組みを語りました。

第1部、第2部ともに、かなり参考となる内容でした。
特に、第1部の電気メーカーの方のお話からは、ビジネスモデル構築の重要性が理解できました。
垂直統合型で知財囲みこみ戦略を得意としていた日本企業が、水平分業型のビジネスモデルへの転換が遅れ、世界市場の占有率が大きく低下した現実を見事に解析していました。

水平分業型のビジネスモデルを有効に活かす知財戦略が必要となります。

韓国企業、台湾企業、DELL、TI等の知財戦略の分析が必要ですね。

先進的な企業では、水平分業型に続くビジネスモデルの検討も始まっているのでしょうね。

成功体験に満足していては、ゆで蛙になる恐れがあります。

常に変化ですね。



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