熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

シンポジウム

2010-03-18 20:31:01 | Weblog
文部科学省「産学官連携戦略展開事業」シンポジウムに参加してきました。

テーマは、「共同研究におけるソフトウエア著作権の取り扱いと柔軟な契約交渉事例」です。

午後からの開催ということで、会場近くで昼食をとることにしました。
食堂を探していると、どこかで見たような食堂が、1ヵ月程前に先輩弁理士と共同セミナーを行った際に、昼食をとった食堂です。

他に適当な食堂もないので、そこで食事をとりました。
カウンターで食事をしていた私の後ろのテーブル席で食事をしていた3名の方達、食事を終えて暫し談笑していたところ、お店の主人と思われる年配の女性が、テーブル席のお客さんに向かって「お勘定をして下さい」とぶっきら棒に言いました。

突然の言葉に、唖然としているテーブル席のお客さん達。
お金を出して、小声で一言、「感じ悪い」。

本当にそうですね。
値段も、味も、特別ではないお店なのに、この態度では、店じまいも近いでしょうね。


シンポジウムの話題に戻ります。

第1部は、「大学におけるソフトウエア等の著作権の取り扱いについて」、第2部は、「柔軟且つ合理的な共同研究契約交渉を進めるための参考事例集の整備について」です。

最近、知財コンサルをしている企業から、著作権に関する相談を受ける機会が多くなってきました。
また、大学と企業との共同研究に関する講演をした際にも、著作権の取り扱いに関する質問が多くありました。
皆さん、苦労しているのですね。

特許と比較して著作権は馴染みが少ないのか、危なっかしい取り扱いをしている大学、企業が多いのも事実です。

今回のシンポジウムで、大学の実態が分かり、共同研究契約の具体例が入手できたのは、大きな収穫です。

花粉症対策用のマスクをして神保町まで行った価値がありました。

今後のコンサル業務、講演活動に役立てたいと考えています。





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コメント
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