熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

著作権講座4回目

2010-10-24 17:17:24 | Weblog
弁理士会主催の「著作権講座4回目 著作権契約」を受講してきました。

講座は2部構成で、1部は「契約の基礎知識」、2部は「著作権法と契約」です。

「契約の基礎知識」は、民法の基礎知識です。
司法試験の受験勉強で民法を勉強していたので、特に目新しいものはなく、復習というところでしょうか。

後半の「著作権法と契約」が聞きたかった内容ですが、前半で時間を費やしたためか、後半の講義はかなり駆け足でした。

講師もおっしゃっていましたが、弁理士が契約の講義をするのは荷が重いですね。
民法、民事訴訟法、商法、労働法の知識が必要ですし、対象となるビジネスについての知識とビジネス展開についての想像力も必要です。
弁理士にとっては、やはり荷が重いようです。

それでも弁理士が講師を務める必要性は高いでしょうね。
いつまでも弁護士のお世話になっているようではいけません。

これらの法律知識、実務スキルの高い弁理士がいると思うのですが、本業が忙しい、講演料が低額等の理由があるのかもしれません。

研修を企画する担当部門の講師選定方法にも改善すべき点があるのかもしれません。

今後に期待しましょう。






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