熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

懇親会

2011-04-29 16:36:52 | Weblog
企業の知財部門に勤務していた時の仲間4人の懇親会に参加してきました。

この懇親会は、私の呼びかけにより、2年前から年に3~4回開催されています。

会場は、いつも最寄駅近くの居酒屋「わん」です。

東日本大震災による自粛ムードを振り払って、少しでも景気回復につながれば(大げさですが)と、懇親会を開催したわけです。

会場の居酒屋に着いてみると、予想に反して賑わっており、ほぼ満席の状態です。
お店の人に聞いてみると、震災直後は客足が減少していたが、計画停電終了後に徐々に回復して、現在は震災前の状態に戻ったとのことでした。
居酒屋は、元気に復興しているようです。

とりあえずビールで乾杯して、懇談となりましたが、やはり話題は震災のこと。

私を含めて3人は、地震発生時に自宅にいましたが、1人の方は外出先で地震にあい、交通機関が停止していたため、自宅まで約10キロ歩いたそうです。
外出していた人は大変だったのですね。

そして話題は、計画停電に。
停電の回数は、私が最も多くて6回、以下4回、3回、2回の順で、皆さん停電はかなり堪えたようです。

次に、原発事故の話に。
皆さん原発事故に関心が高く、専門知識が豊富でした。
何でも、原発事故の不安が増して、専門書を読み漁ったようです。

原発事故の対応状態は、現在、危機的状況は脱したものの、依然として予断を許さない状況で、皆さん、今は組織をいじるべきではないという共通認識でした。

民主党の一部や野党が総理大臣の辞任を要求していますが、「原発事故の深刻さが全く分かっていない」と、皆さんお怒りでした。
日本国民の生命・安全を犠牲にして、権力闘争を行うことは、いい加減にしてほしいものですね。

福島原発事故発生後に、世界では、原発反対運動が活発になり、ドイツでは、原発反対を訴える政党が躍進しました。

これに対して、発生元の日本では、統一地方選挙で原発反対を訴える候補者の票が思ったより伸びず、世界と日本との原発問題に対する認識の差が明確になりました。

日本では、原子力発電所誘致に多額のお金と仕事が付いて回るという特殊事情が影響しているのかもしれません。

原発問題については、裏話がかなりあるそうですが、それは明日のブログで。





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