投稿していた「先使用権」についての論文の査読が終わり、掲載されることになりました。
論文の内容は、「先使用権における実施または準備をしている発明の範囲」の解釈について、裁判例を分析し、「発明の範囲」の認定基準を検討したものです。
企業が特許出願ではなく、ノウハウ保護を選択した場合、先使用権を主張する場面が出てきます。
その際、問題となるのは先使用権で認められる発明の範囲、すなわち先使用品とイ号物件との相違をどこまで認めるのかです。
最高裁判決では、「同一性を失わない範囲」と判示していますが、その範囲を求めるための具体的方法については述べられていません。
私の論文では、「同一性を失わない範囲」を求めるという困難な作業の手助けとなるように、認定方法の私案を述べています。
私の論文は、パテント誌5月号に掲載される予定です。
ご一読いただければ幸いです。
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論文の内容は、「先使用権における実施または準備をしている発明の範囲」の解釈について、裁判例を分析し、「発明の範囲」の認定基準を検討したものです。
企業が特許出願ではなく、ノウハウ保護を選択した場合、先使用権を主張する場面が出てきます。
その際、問題となるのは先使用権で認められる発明の範囲、すなわち先使用品とイ号物件との相違をどこまで認めるのかです。
最高裁判決では、「同一性を失わない範囲」と判示していますが、その範囲を求めるための具体的方法については述べられていません。
私の論文では、「同一性を失わない範囲」を求めるという困難な作業の手助けとなるように、認定方法の私案を述べています。
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