熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

共同研究

2012-10-16 19:46:32 | Weblog
iPS細胞を利用した心臓治療の発表が虚偽である可能性が高くなってきましたが、その報道で疑問点が。

問題の中心人物が書いた論文に、共同研究者として名前が記載されていた3人の研究者の内、2人は無断で名前を使用された可能性が高いのですが、もう一人の研究者(問題の人物の指導者だそうです)は、論文に共同研究者として名前を載せることを了解していたそうです。

当然、論文も読んでいます(共同研究者ですから)。

しかし、虚偽騒動が大きくなってから大学責任者と一緒に会見を行い、研究の中身はわからずに論文の内容を見て共同研究者として名前を載せることを了解したそうです。

これって、共同研究者ではないですよね。
指導者として論文の内容をチェックしたのであれば、共同研究者ではなく、指導者としてコメントをするのが常識でしょう。

共同研究を行っていないのに、共同研究者として論文に名前を連ね、問題が起こったら知らぬ存ぜぬは無責任でしょう。

この大学の研究レベルも疑わしい。






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