前回のブログで予告しました、ホームレスの自立を支援する本を見つけて読んでみました。
それは、佐野章二さんが書かれた「社会を変える仕事をしよう」という本です。
この本で著者が伝えたかったことは「社会問題の解決をはかる活動を、いかに仕事として成立させるか」です。
佐野さんは、「ホームレスをビジネスパートナーにする」事業に取り組んでいます。
2003年に有限会社ビッグイシュー日本を設立して、ホームレス状態の人に雑誌「ビッグイシュー日本版」の販売の仕事を独占的に提供しています。
このビジジネスがユニークなのは、単なる支援型ではなく、ホームレス問題の当事者であるホームレスの人自身がその問題解決の担い手になるという発想です。
ビッグイシュー日本は、仕事を失ったホームレスの人に、雑誌の販売の仕事を提供します。
具体的には、300円の雑誌「ビッグイシュー日本版」10冊を無料で提供します。
販売者となったホームレスの人は、その売上3000円を元手に、以後は、1冊140円で仕入れて、それを販売し、160円の収入を得ることができます。
つまり、販売者であるホームレスの人は、自分の判断で雑誌を仕入れて販売する代理人のような存在で、雑誌をつくる会社のビジネスパートナーになるわけです。
ホームレスの当事者が問題解決の主体になる、すなわち、雑誌の販売者となり、自力で路上から抜け出すということです。
この本には、「誰かが困っている問題を仕事で解決する方法」「普通の人にこそ社会的企業は起こせる」「思い立ったら、すぐに組織はつくれる」「笑うマネジメント」「問題を解決するには、仕組みづくりから」について、分かりやすく書かれています。
ホームレス問題を解決するための社会的企業づくりは、私にはハードルが高いので、街角で販売者を見かけたら、ビッグイシューを買って、販売者に「ありがとう」と声をかけることから始めることにします。
それにしても素晴らしいビジネスですね。
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それは、佐野章二さんが書かれた「社会を変える仕事をしよう」という本です。
この本で著者が伝えたかったことは「社会問題の解決をはかる活動を、いかに仕事として成立させるか」です。
佐野さんは、「ホームレスをビジネスパートナーにする」事業に取り組んでいます。
2003年に有限会社ビッグイシュー日本を設立して、ホームレス状態の人に雑誌「ビッグイシュー日本版」の販売の仕事を独占的に提供しています。
このビジジネスがユニークなのは、単なる支援型ではなく、ホームレス問題の当事者であるホームレスの人自身がその問題解決の担い手になるという発想です。
ビッグイシュー日本は、仕事を失ったホームレスの人に、雑誌の販売の仕事を提供します。
具体的には、300円の雑誌「ビッグイシュー日本版」10冊を無料で提供します。
販売者となったホームレスの人は、その売上3000円を元手に、以後は、1冊140円で仕入れて、それを販売し、160円の収入を得ることができます。
つまり、販売者であるホームレスの人は、自分の判断で雑誌を仕入れて販売する代理人のような存在で、雑誌をつくる会社のビジネスパートナーになるわけです。
ホームレスの当事者が問題解決の主体になる、すなわち、雑誌の販売者となり、自力で路上から抜け出すということです。
この本には、「誰かが困っている問題を仕事で解決する方法」「普通の人にこそ社会的企業は起こせる」「思い立ったら、すぐに組織はつくれる」「笑うマネジメント」「問題を解決するには、仕組みづくりから」について、分かりやすく書かれています。
ホームレス問題を解決するための社会的企業づくりは、私にはハードルが高いので、街角で販売者を見かけたら、ビッグイシューを買って、販売者に「ありがとう」と声をかけることから始めることにします。
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