大学技術移転協議会が主催する「UNITTアニュアル・カンファレンス2013」に参加してきました。
大学と企業との共同研究についてのセッションもあるので、昨年から参加しています。
会場は、首都大学東京 荒川キャンパスです。
知識レベルとしては、初心者コースというところでしょうか。
それでも参考になる発表が幾つかあります。
共同研究のセッションで気になることがいくつかありました。
先ず、共同発明=共同出願と考えている方が多いのに驚きました。
共同発明か否かは発明という事実行為なので、厳密に発明者の認定を行わなければいけませんが、共同出願にするか、単独出願にするかは、あくまでも契約の話で、共同発明だから必ず共同出願にしなければいけない、単独発明なので単独出願にしなければいけないということはなく、研究費用の負担、出願・権利化・権利維持費用の負担等の状況を考えて決定します。
このあたりの硬直的な考え方が、企業と大学との共同研究契約締結でもめる原因でしょうか。
このカンファレンスの参加者は、圧倒的に大学関係者が多く、私のような企業関係者はごく少数です。
そのために、大学関係者の本音が聞けて面白く、参考にもなりますね。
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大学と企業との共同研究についてのセッションもあるので、昨年から参加しています。
会場は、首都大学東京 荒川キャンパスです。
知識レベルとしては、初心者コースというところでしょうか。
それでも参考になる発表が幾つかあります。
共同研究のセッションで気になることがいくつかありました。
先ず、共同発明=共同出願と考えている方が多いのに驚きました。
共同発明か否かは発明という事実行為なので、厳密に発明者の認定を行わなければいけませんが、共同出願にするか、単独出願にするかは、あくまでも契約の話で、共同発明だから必ず共同出願にしなければいけない、単独発明なので単独出願にしなければいけないということはなく、研究費用の負担、出願・権利化・権利維持費用の負担等の状況を考えて決定します。
このあたりの硬直的な考え方が、企業と大学との共同研究契約締結でもめる原因でしょうか。
このカンファレンスの参加者は、圧倒的に大学関係者が多く、私のような企業関係者はごく少数です。
そのために、大学関係者の本音が聞けて面白く、参考にもなりますね。
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