熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ギリシャ危機

2015-06-29 22:42:43 | Weblog
財政危機にあるギリシャのチプラス首相は28日夜、国内の銀行を休業させ、預金の引き出し制限などの資本規制を敷くと発表しました。

銀行からの資金流出を止め、破綻を防ぐ狙いとみられますが、欧州連合などは30日期限の金融支援プログラムの延長を拒んでおり、危機回避の見通しは立っていません。

チプラス首相は具体的な内容を明らかにしていませんが、ギリシャ政府関係者によると、銀行の休業は7月6日まで続ける方向だそうです。

EUなど支援側が示した改革案の受け入れの是非を問う国民投票(7月5日)の翌日にあたりますね。

預金の引き出し額は数日間、1日60ユーロ(約8100円)に制限し、海外への送金や輸入のための支払いも規制するということですから、ギリシャ国民は大混乱ですね。

海外銀行発行のキャッシュカードは対象にせず、外国人観光客には影響がないとしていますが、観光業など経済活動に影響が広がるのは必至です。

国家の財政赤字が大きくなると、ギリシャのような問題に発展する可能性が出てきます。

現在、日本はとんでもない規模の借金を抱えています。

借金を上回る国民資産があるので、ギリシャのような問題が発生するとは考えにくいのですが、借金を積み上げてくると、資産よりも借金の方が多くなる、そうならないまでも、日本国債の信頼性に疑問が出て、外債、外国株等に資産を振り返る国民も増えてくると、一気に財政危機に陥ります(私も海外資産を増やしています)。

ギリシャ危機は人ごとではありませんね。







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