熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

憲法違反

2015-06-04 21:23:17 | Weblog
衆院憲法審査会は4日、憲法学の専門家3人を招いて参考人質疑を行いました。

憲法解釈変更による集団的自衛権の行使を含む新たな安全保障関連法案について、与党が推薦した参考人をはじめ全員が「憲法違反だ」と批判したそうです。

与党が呼んだ参考人が政府の法案を否定するという異例の事態となり、“人選ミス”で墓穴を掘った格好ですね。

自民党や公明党などが推薦した早稲田大の長谷部恭男教授は審査会で、安保法案について「憲法違反だ。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかない」と明言しました。

まさにその通り

これに対し、法案作りに関わった公明党の北側一雄副代表は「憲法9条の下でどこまで自衛措置が許されるのか突き詰めて議論した」と理解を求めましたが、長谷部氏は「どこまで武力行使が新たに許容されるのかはっきりしていない」と批判を続けました。

どこをどのように解釈すれば、集団的自衛権の行使が憲法9条に違反しないのか、全く理解できませんね。

自民党と公明党の議員は、もう一度憲法の勉強をした方が良い。

このままでは単位を挙げられません。

当然、落第です。

自民党は参考人の人選を衆院法制局に一任したのですが、長谷部氏は安保法案に反対する有識者の団体で活動しているだけに調整ミスは明らかですね。

「長谷部氏でゴーサインを出した党の責任だ。明らかな人選ミスだ」(自民党幹部)との批判が高まっていますが、今更何を言っているのか。

裁判所の違憲判決を求めるような無駄なことをしないで、安保法制の取り下げをすべきです。

憲法違反の法律に賛成した議員は、当然辞職ですね。








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