熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

西ノ島

2015-08-24 18:41:17 | Weblog
NHKスペシャル「西ノ島」を見ました。

火山活動が活発化する日本列島、東京から南へ1000km、太平洋のただ中に位置する「西之島」で、世界の科学者が注目する現象が進行しています。

海底火山の噴火により新島が姿を現したのは、おととし11月。通常は数日で止まる噴火が、1年半以上経った今も続き、現在では直径およそ2km、高さ140m以上に成長。なおも拡大を続けているのです。

海底火山が一度にこれほどの量の溶岩を噴き出し続けた例は過去になく、火山学の常識を根底から覆す現象として科学者達を悩ませています。

科学的な調査をしようにも、接近は厳しく制限されており、思うように近づけません。

そこで番組では、圧倒的な自然のエネルギーを、迫力の超接近映像で捉えるとともに、貴重な科学的データを収集する大オペレーションを展開して、島から4kmの場所に母船を停泊させ、遠隔ロボットを海上・海中・上空へと出動させます。

プロジェクトには、日本を代表する火山、海洋、生物など第一線の科学者が集結。西之島の謎を徹底的に解明したみごたえのある番組です。


西に島の不思議その1は、、「止まらない溶岩流」です。

ふつう火山は噴火しても、数日から数週間で終わってしまうというのに、なぜ西の島は1年半も噴煙をあげ、溶岩を流し続けるのか。
それは、富士火山帯という構造にあります。


そに2は、「無数の鳥達の去就」です。

噴火する前、空を埋め尽くしていた鳥達ですが、噴火を続ける現在、島で鳥が暮らせる場所はわずか1ヘクタールとなりました。

溶岩が押し寄せるという大災害のなか、鳥たちは自分の故郷で繁殖できるのか、心配していましたが、鳥達はたくましく生きていました。

その3は、「大陸誕生」です。

今の西之島は数十億年前の地球の姿だということです。

当時、地球に陸地はなく、すべてが海に覆われていました。

そこに、どのようにして大きな陸地・大陸ができていったのか、4000m級の巨大海底火山である西之島の全貌を調べることで、その謎が解明できるかもしれません。

そのために山頂と麓から、特殊な岩石の採取に挑戦しました。

採取した岩石は軽い石で、大陸と同じ岩石だということです。

西ノ島が大陸になる。

九州と同じ大きさになったら愉快ですね。





ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。


特許・知的財産 ブログランキングへ

 
弁理士 ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする