論文を書いていると、形式の大事さに気付かされます。
なぜ形式が大事かというと、読む人が読みやすいということでしょうか。
私の研究者時代に、毎年、新入社員の研究指導を1年間行い、最後に論文を作成して発表するという新人育成プログラムを実施していました。
その時に感じたことですが、修士課程または博士課程を修了して入社してきた新人の論文作成指導はやり易かったのですが、学士課程修了者の論文作成指導には苦労しました。
これは、修士課程または博士課程修了者は、論文を作成するときに、形式的なことは十分に身についているのに対して、学士課程修了者は、形式的なことが身についていないという差があったためでしょうね。
形式的なことが身についていない人が作成した論文は、読みにくく理解するのに時間がかかります。
これでは論文の中身の評価に入る前に疲れてしまいます。
研究者になったばかりの頃に、先輩から論文の形式について厳しく指導され、その時は、何でこんな形式的なことに拘るのかと反発したこともありましたが、形式をマスターすることが論文作成スキル向上の王道でしたね。
形から入るのも大事な時があります。
論文は独りよがりにならないことが大事ですね(自戒も込めて)。
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これは、修士課程または博士課程修了者は、論文を作成するときに、形式的なことは十分に身についているのに対して、学士課程修了者は、形式的なことが身についていないという差があったためでしょうね。
形式的なことが身についていない人が作成した論文は、読みにくく理解するのに時間がかかります。
これでは論文の中身の評価に入る前に疲れてしまいます。
研究者になったばかりの頃に、先輩から論文の形式について厳しく指導され、その時は、何でこんな形式的なことに拘るのかと反発したこともありましたが、形式をマスターすることが論文作成スキル向上の王道でしたね。
形から入るのも大事な時があります。
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