熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

やはりコネ社会?

2018-12-12 19:11:27 | Weblog
日本大学は12日、17年度と18年度の医学部入試で繰り上げ合格を決める際、卒業生の2親等以内の受験生計10人(男子8人、女子2人)を優遇して合格させていた、と発表しました。

日大は、この結果不合格になった10人を追加合格とし、入学の意向を確認したうえで、希望者全員の入学を認めるそうです。

これは当然の措置ですが、その分、19年度入試の定員を減らす方針というので、結局、受験生が不利益を被りますね。

医学部入試について調査をしている文部科学省から「不適切だ」と指摘を受けました。

日大の高山忠利医学部長は会見で「心よりおわび申し上げます」と謝罪し、同窓生の子どもを優先させた理由は「愛校心の強い同窓の子女であれば、大学の教育理念への理解が備わっていて勉学意欲も高いと考えた」と説明していますが、取って付けたような説明で、到底理解を得ることはできませんね。

優遇して合格した受験生の親の職業が気になりますね。

政治家や官僚、多額な寄付をした大金持ちではないでしょうか。

世の中不公平なことは多いのですが、せめて学生の内は実力で勝負ができるようにしたいものです。

金や権力、名誉欲に取りつかれた人間の言うなりになっていたのでは、医学界の将来は暗澹たるものですね。

患者はもっと不利益を受けるので、見過ごすことはできません。







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